昨日は定休日。リフレッシュがてらちょっとだけサイクリングへ出かけてまいりました。前回スポークを破断してしまったので、いつもの愛車はお留守番。先日組み上げた2号車の試走がてら、大阪上本町駅から輪行、大和八木駅で下車してスタートです。お砂糖屋さんってあるんですね。
すぐ南側を東西に走るJR桜井線の高架をくぐります。明治ごろのものでしょうか？煉瓦積みと鉄製のオープンデッキ、プレートガーダー橋が美しいです。列車が通るとよいのですが、本数が少ないのでサッと通り過ぎます。
ここからJR桜井線に並走して西へ向かいますが、横大路という名称先週の竹内街道へ通じるようです。これは偶然知ったのですが、まあそれもええねえということで西進。道標チェックは怠りません。古い橋の欄干は現代の目で見れば非常に低いですが、未舗装路の時代でしたら道路自体が低く、まだマシなのかもしれません。
大規模な常夜灯。「村内安全」の文字が頼もしく映ります。主要道路の交差点や村内への入り口など、この明かりを目にした人たちは安堵したことでしょうね。
沿道は雰囲気のある建造物がたくさん残されておりますが、行き交う自動車がそれなりに多く、現在でも主要道路という感じ。それでも見通しが良く走りやすい道です。
上左】曽我町交差点。案内板に一安心。現在の道標といったところでしょうか。
上中】簡易郵便局前に埋もれていた道標。「奈良」の文字が判読できます。折角なのでここから北上してみます。
上右】沿道で発見したホーロー看板。
北上し始めたところで、近鉄大阪線と交差します。ちょうど伊勢志摩ライナーが通過してくれました。マップを見てみると、すぐ近くに環濠集落があるようですので、行ってみることにいたしました。
藤森環濠集落という名称だそうです。水路は比較的きれいな水で満たされており、鯉や亀がたくさん泳いでいました。さらに北上すると南郷町へ入り、南郷環濠集落というところもあるようですが、時間のこともありまたの機会に。
集落への入り口には常夜灯。写っていませんが神社もありました。そしてお濠と水門。
先程の藤森環濠集落から北上、南郷町役場からすぐ西にあった常夜灯たち。ちょうど西側から村内へ入る部分だと思われますが、道はかぎ型に入り組んでおり、その部分に設置されております。わずかに補修が施されており、大切になされているのが嬉しいところ。そのすぐそばにとても落ち着いた雰囲気のカフェがあったのですが、そちらもまた今度に。
その後、さてどうしたものかとふらふらしていましたが、近鉄田原本線が近いことに気づき、私のお気に入り電車の8459はどうしているかしらと思い出し、すぐ近くの箸尾駅へ行ってみることに。過去の記事はこちら→①②
箸尾駅前にてパチリ。今回の自転車は外装3段、50×11/13/17Tですが、ギア比はこれくらいの方が平坦路の多い場合には良さそう。そしてフライトチタンサドルは私にはしっくりきます。自販機で飲み物を買って待っていると、運のよいことに8409が入線してきてくれました。この3両編成の中間車がお目当ての8459なのです。
この日は無事に運行されていることも分かりましたので、撮影もそこそこにその先の池部駅まで移動。件の編成は新王寺駅から折り返してきますので、うまく乗車できると踏んで、西田原本駅まで戻る段取りにします。先回りして輪行袋へBromptonを入れて、ICチャージをして、読み通り！
上右】無事に乗車、爆破事件などの波乱の車生を歩んだ古い電車の乗り心地を堪能（笑）です。空調機器も古く、冷房能力を補完する意味で扇風機が設置されています。ちなみにこの部分は元々運転室でした。
さて、無事に西田原本駅へ到着。元運転室部分は緩やかにカーブを描いています。扉や窓もすっかり変わっていますが、そのちょっとしたいびつさがどこか愛らしく思えてきます。近鉄独特のパンタグラフ台も格好良い。
乗車してきた編成写真を収めて、すぐ近くのスーパーへ夕食のおかずを調達しに走ります。中間の8459だけが一世代前の製造ゆえ、断面形状が前後2両と異なっていることが分かります。
無事に調達を終え、田原本駅から帰阪しますが、その途中、駅近くの「扇屋」という和食店でしょうか。とてもよくお手入れがされた雰囲気の良い建物ですが、帰阪後調べてみると既に閉業なされていました。残念です。
ということで、思い付きでぶらぶらしてみましたが、今回はGPSを取り付けておらず走行距離は不明。まあ、こんな時もありますよね。
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