2月22日は当店定休日でしたが、東警察署にて自転車販売店向けの自転車安全講習会に参加してまいりました。昨今よく耳にする、自転車の走行マナーについてはもちろんですが、ブレーキの有無に代表される整備不良自転車についてや、自転車の関連する交通事故についてなど、長時間にわたっての講習でした。
正直なところ、私自身も自らの店を開業するまでは、ここまでのルールを厳密に守っていたとは言えず、お恥ずかしいところではございます。しかしながら、講習の中で東警察署交通課長が、
「自転車の危険性について、あまりにも自覚が無さすぎる」
と仰っていたことが、現状での真実だと感じました。それは、他の人を殺してしまう凶器となりうることや、夜間の無灯火走行や信号無視などで対自動車の被害者となりうることなど・・・。私自身も通勤で自転車には乗っております。他の自転車乗りの方を見ていて、こちらがヒヤッとするような場面に出くわしたこともありますが、本人はそこまで意識されていないのでしょう、実際に事故にあわれてからでは遅いのです。
講習の後半には、どのようにすれば自転車のルールを周知徹底出来るのか?というところでディスカッションが行われ、色々な意見が出されており、署員の方々が非常に熱心にメモを取っておられたのが印象的でした。終了後、個人的に少しだけお話させていただいたのですが、まだまだこれからの地道な努力が必要だということ、出来るだけ協力をさせていただく、とお伝えしましたら、分かりやすいチラシを用意し、お持ち下さるとのこと!さらに同席されていた大阪市職員の方からも、自転車ルールに関するチラシを頂戴いたしました。
実際に警察署の方々とお話しすることができ、また、自転車店としての意見をお伝えでき、非常に有意義な時間でした。この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。
つらつらと偉そうなことを書いておりますが、我ながら不器用だと思うことも多く、まだまだお客様方にはご迷惑をおかけしております。至らない店主ではありますが、何とか「自転車」という文化に対しての貢献ができれば、と考えております。当店のお客様方には、今更申し上げるまでも無いかと存じますが、ほんの少しずつでも、よい循環ができていくきっかけになれば幸いに思います。