この間の金曜日のことですが、札幌の自転車取り扱い店にお勤めだった方がご来店くださいました。昨年のイギリス訪問の際に初めてお会いしたのですが、見識の深さと行動力、そしてとても謙虚な姿勢に感銘を受け、（勝手に）目標としてやってきておりましたが、この度お店を退職され、ご自身の考える自転車店を開業されるとのことで、全国行脚の途中で立ち寄ってくだったのです。
当店の常連様、私の友人も交えての夕食をご一緒し、たくさんの言葉を交わしましたが、「自転車で飯を食っている者」としての意識の高さに改めて感動、共感いたしました。販売、メンテナンスは当然のことながら、どのように使うか、どうすれば安全に楽しむことができるかを真剣に、かつ遊び心を忘れることなく、常に考えておられました。ご自身も折りたたみ車を輪行されての来訪、使い勝手やコツなどを自ら体験し、それをお客様だけでなく、私のような他店にも伝えてくださる（!!）。やはりそれらは、この国に自転車文化を確実に根付かせたいという思いからくる自然な行動だと思います。目先の利害だけではなく、もっと先を見据えての行動。
楽しく、有意義な時間はサラッと過ぎてしまいましたが、この方とお知り合いになることができて、本当に良かったと改めて感謝しております。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
「大したものじゃないけど！」と頂戴したお土産、堪能中。本当に嬉しく、美味しいです。
今後とも、お付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。