昨日は臨時休業を頂戴し、ライトウェイ様主催のLB研、という講習会に参加してまいりました。以前にも参加したことがあるのですが、今回はディスクブレーキの基本的なメンテナンス、社長の全国行脚から得られた貴重な情報から、よりお客様の立場に立った店舗にするためのコツなどをスライドショーで見せてくださったりと、ただ単純に自社取り扱い製品を売るだけではない、心底自転車文化を根付かせようと努力されていること。新人社員に司会進行をまかせつつ、時には社長が補足説明されているなど、会社としての雰囲気の良さ。技術面、販売面はもちろんですが、私個人的にも得るものが非常に多く、本当に良い経験となりました。
その中でも、品川駅港南口近くに、自転車専用レーンの設置がなされていること、悪質自転車に対しての講習会を義務づける動きが出ていることなど、行政側がゆっくりながら始動しつつある、非常に嬉しい情報もございました。
「自転車店」のブログとして商品情報を発信するのは当然としても、免許・車検制度のない自転車におきましては、ユーザー様自身が気をつけていただくことの比重が非常に大きくくございます。しかしながら、あれを守りましょう、それはやってはいけません、ばかりでは面白くありません。以前にも書きましたが、「好きだからこそルールを守る」ことは大切です。ご自身の愛車が悲しむことのないよう、輸入元、販売店、お客様が一体となって、良き手本となるような乗り方、楽しみ方をこれからも提案していければ、と再認識した一日でした。
帰宅途中に思ったのですが、販売店ならいざ知らず、お客様との直接点を持たない輸入代理店が、このような考え方に基づいてやっていることのむずかしさ・・・。かかる費用、時間も相当なものです。講習会を行ったところで、直接販売実績には結び付きません。それでも、それでも文化としての底辺拡大に注力するライトウェイ様の姿勢、是非私も見習いたいと思います。