さて、先日の京都散策の目的は、街乗り自転車として定番の、BRUNOの2015年モデル発表会に参加することでした。
2014年モデルからは大きく刷新され、道具としてのあり方を、各モデルごとに明確に表す仕様へとなりました。小径車らしからぬ安定性を求めたジオメトリー、積極的にしならせるフレーム構成など、アピールポイントに事欠かないですね。内容が非常に多くなりそうですので、順をおってのご紹介です。
<Minivelo Mixte>:¥48,000【税別】※8月末以降の入荷予定
最も街乗り優先の位置づけとなるMinivelo Mixte。今回よりリアセンターを伸ばし、より安定性を高めた寸法となりました。従来8段だったギア比は7段となりましたが、よりワイドなギア比へ、かつ部品構成の見直しにより、定価は値下げとなりました。カラーはパウダーブルー、ウォームレッド(画像上)、コットンベージュです。
<Minivelo 20 Flat>:¥52,000【税別】※9月中旬以降入荷予定
従来からのSkipperの後継です。アルミフレームにより軽量(約9.7kg)、剛性の高いフレームでシュッと走り回ることが出来ます。個人的にはシャープな乗り味で、とても気に入った一台です。カラーはエメラルド(460mm/510mm)、サクラ(460mmのみ)、ワカバ(510mmのみ)です。
<Minivelo 20 Road>:¥79,800 【税別】※9月中旬以降入荷予定
主力となるモデル。今回より剛性バランスの最適化を目的とし、トップチューブの小径化、ダウンチューブのTIG溶接溶け込み量を適正化(母材までしっかりと溶け込ませる)を実施。しっかりと接合することでたわみを抑えて「よく進む」ように、逆にトップチューブとシートステーの接合部を小さく取り(画像上中)、シートステーからの振動をトップチューブまで伝え、フレーム全体で吸収、「乗り心地良く」させるという考え方とのこと。
しかしながら、振動吸収性を優先したため、体重制限(80kgと伺っております)を必ず守っていただくことが必須とのことです。逆に申し上げると、ガンガン踏み込む方には2014年までのモデルの方がカッチリ、シャープな印象かと。
フレームはAY73というシームレスクロモリ管。継ぎ目が無いためにしならせやすく、均質化も容易。オリジナルのフロントディレーラー台座(画像上右)はシートアングルを適正化し、インナートップでもチェーンに無理のない変速が可能となりました。
カラーはラストグリーン(画像上左)、アッシュ(画像上中、上右)の2色です。
さてさて、まだまだ続きます。BRUNO 2015 ブルーノ