乗り物全般が好きなこの私、先日よりBMWのi3、という電気自動車が気になっております。自動車も好きで趣味性の強いクルマに乗っておりますが、この自動車そのものはもちろん、その「i」ブランドの立ち位置、考え方に対して非常に共感を覚えております。
製造から廃棄に至るまでの総合的な環境配慮が考えられております。エンジン車、ハイブリッド車とも異なる専用設計のアルミニウム合金製シャーシとカーボン製ボディ(!!)の構造と形状。既成概念にとらわれず、電気自動車専用の設計。でも、素材だけ見るとまるで最新ロードバイクのよう(笑)。
ちょっと逸れました・・・、実際にはモーターを駆動し走行しますが、エンジンブレーキよろしく回生ブレーキが適正に制御されているようで、フットブレーキをほとんど使用せずアクセルワークで走行可能とのこと。ということは運動エネルギーを摩擦熱で大気放出する量も減らすことができる。電車の世界ではほぼ当たり前の技術を電気自動車に取り入れる柔軟さ。航続距離を伸ばすためにオートバイ用を基にした発電用エンジンを搭載する仕様も選択できたり。とこれまた柔軟な姿勢。それぞれの良い技術を上手く取り入れていますね。
環境配慮と走行性能、実用性を非常に高いバランスで実現してきたなあ、と素人なりの感想。パッと手の出る価格帯ではございませんが、試乗くらいはしてみたいな、、、と思える自動車が出てきました。ここへ他のメーカーさまが追従してくるのか、それともまた別の選択肢が出てくるのかな?今後の自動車メーカーのあり方を問う一台ではないでしょうか?今後が楽しみです。