先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Bromptonのメンテナンス作業を行いました。2009年製の車体、ところどころ錆が見受けられるものの、消耗はほとんどございませんでしたので、一旦分解して念入りに再組立てを行いました。
タイヤおよびチューブの交換、ワイヤー類はアウターホースの劣化があり交換。当時は厚歯のスプロケットとそれに対応したチェーンでした（現在は外装変速モデルと共通）。表面はうっすら錆びてはいるものの、伸びはほとんどなく、スプロケットとともに洗浄の上再使用。前後ハブ、テンショナー周辺も分解洗浄の上再組立て。現行では薄歯ですので、消耗したときに変更すればよいかと思います。
今となっては懐かしい旧型のFixedクランク。この車体は薄歯仕様のチェーンリングでしたので、上記の対応が可能。もっと古い年式ではチェーンリングも厚歯ですので要注意です。ヘッドは打痕がありましたので、定番のTANGE FL270Cへ交換。カートリッジベアリング式ですので、メンテナンス頻度を減らすことが可能です。この度はありがとうございました！
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