7/17【水】~18【木】 東京遠征+αでした。(②浜松~旧東海道サイクリングその⑩)

この週末も忙しくさせていただきました。ここまで暑いと、なかなか自転車へ乗ろうという気持ちが削がれてしまいますが、ぼちぼちと楽しみながらやっていきたいものですね。さて、前回の続きです。浜松の夜を堪能した翌朝は、旧東海道サイクリングの続きのため、JR桑名駅まで移動します。

浜松駅にはやはりお膝元、スズキのオートバイと自動車の展示があり、活気に満ちていますね。

名古屋駅からは関西本線へ乗り換え。ちょうどEF510の貨物列車が通過してくれました。

ほどなくしてJR桑名駅へ到着。桑名宿の七里の渡し跡付近から旧東海道へ入ります。

何度か訪れていますが、青銅製の鳥居を持つ桑名宗社。このあたりの旧東海道は案内がしっかりと設置されており、非常にわかりやすいですね。

前回訪れた時には夕食時に蛤をいただきましたが、やはり各地の名物は気になります。沿道に雰囲気の良いうどん屋さんを発見。まだ営業時間外でしたので、お気に入りに保存です。すぐ近くには桑名城壁が一部保存されております。

東海道五十三次を模した公園もあります。案内板を見ると、ここまで来たんやな~と感慨深くなります。しかし暑い!この日はどこまで行けるでしょうか。

石取会館の向かいには「アイス饅頭」ののぼりが、、、まだ2㎞も走っていませんが休憩です。今回はフルーツ入りにいたしました。

しばらく進むとかなり古い雰囲気のおもちゃ屋さん。手元の旧東海道ガイドブックにも掲載されていましたので、ちょっと中を見せていただきましたが、懐かしいおもちゃやプラモデル、鉄道模型などがぎっしりでした。お母さんも気さくに話してくださり、自転車旅ならではの寄り道を楽しんでいます。

途中、近鉄の踏切を超えたところで休憩。一里塚跡が緑地公園になっており、ちょうど伊勢志摩ライナーが通過してくれました。

この界隈は一般家庭の塀などに竹が括り付けられており、お花が飾られておりました。旧東海道だからというわけではないと思いますが、やさしい気持ちになりますね。

そろそろ近鉄の富田駅が近づいてきました。JR関西本線の踏切を超えるところには三岐鉄道の高架。運よく電気機関車重連の貨物列車が通過してくれました。格好良い!

四日市市内に入り、趣のある建物が増えてきました。パチパチと撮りながら進みます。

近鉄四日市駅近くには大規模なアーケードがあり、市内の中心です。そこを通り抜けると、これまたええ雰囲気の模型店。立ち寄りたいところですが、荷物が増えても困りますのでこちらもブックマークです。

しばらく走ると追分に到着。かなり大きな道標には、「すぐ江戸道 左 京大坂道」と彫られています。これまで細切れながら走ってきましたが、ついに「大坂」の文字が。ちょっと感動ですね。また、すぐ近くには四日市あすなろう鉄道の踏切と追分駅。ナローゲージならではのコンパクトさです。

水分補給をしつつ撮影していると、ちょうど列車が到着。鉄道好きを自負しておりますが、タイミングが良すぎるような気がいたします(笑)。

気温はこんな感じ。GPSの表示では41.7℃。すぐに杖付坂という急峻な上り坂が!この付近は井戸がたくさんあります。空海が発見した井戸、というものもありました。

かなり急でしたが、ローギアでギシギシと登ることができました。

石薬師宿を通過。灯篭は宿場町の西端でした。ここからは田んぼ沿いにのどかな風景が広がります。

すぐに庄野宿へ到着。すぐ近くには関西本線の井田川駅がありましたので、給水がてら休憩していると、313系が通過してくれました。

途中には道標や一里塚跡などが残されておりますが、ほどなくして亀山宿へ到着。平日ですからアーケードの各商店は閉じているようですが、それなりに活気はありそうです。

宿場町内はカラー舗装がなされており、往時をしのばせてくれます。野村一里塚には大木が青々と葉をつけています。

次は関宿。以前にも訪れたことはあるのですが、ここの雰囲気は別格ですね。極端な観光地化がなされておらず、良い意味でひっそりとした雰囲気があります。週末や祝日はまた異なるのかもしれませんが、日常に溶け込んでいるのが嬉しいところ。たまたま発見したのは銭湯でしょうか。

重要伝統的建造物群保存地区とは言え、令和の時代にこの街並みを眺め、実際に自分の自転車で通行することができるのは、とても素晴らしいことだと思います。

ちょっと横へそれて、JR関駅前の「鈴鹿亭」さまへ行ってみましたが、既に今日の分は完売終了でした。残念!気を取り直して元の道へ戻り、関宿を抜けていきました。旧国民学校跡を過ぎ、いよいよ鈴鹿峠へ。

坂下宿を過ぎ、案内板に沿って進んでいきますが、現在の道とは異なり、旧道は未舗装路とまではいかないまでも、苔むしたコンクリート路面となり、とても滑りやすくなっていましたので、渋々押して登って行くように。

ひとしきり上ると、片山神社へ到着いたしました。ここで少し休憩。

もうすぐ鈴鹿峠の頂上。ちょうどトンネルがあり、それを抜けるといよいよ甲賀市へ突入。ここからは緩やかに下っていきます。熱くなった脚を冷やしながら、一気に下ると土山宿です。ここで給水と休憩。

ちょうど道の駅がありましたので、「みかんあんぱん」を購入。ちょっと遅めの昼食としました。さらに進むと暑さのピークを越え、時折吹き抜ける風が心地よくなってきましたら、土山宿へ到着。

気持ち涼しくなってきたおかげで、走行のペースが上がってきておりますので、写真が少なくなってきています。水口宿へ到着。美しい建造物が多いですね。

近江鉄道の踏切を渡るあたりで三筋が交わる交差点を通ります。事前に調べていましたので、ここからすぐ近くの「清水湯」さまにて休憩がてら汗を流しました。地元の方々と色々お話しさせていただきましたが、当店のすぐ近くに来られたことがある方がおられたりと、面白い出会いがあるものですね。

近江鉄道の踏切を渡り、夕日に向かって進んでいきます。水口宿の西端部分には大きな常夜灯と木戸があります。さすがに灯りをともしているわけではありませんが、往時をしのばせてくれますね。

JR草津線と並走しながら、時折石積みやレンガ積みのトンネルをくぐります。日が落ちてきたせいか、銭湯でのリラックス効果か、体の熱が引いてきたようで、自然にペースが上がります。

で、一気に草津宿へ到着です。ここは中山道との合流地点。旧東海道はここで左折、南下します。ここも以前に訪れたことがありますが、実際にここまで走ってきたことを振り返ると、また感慨深いものがあります。ここからはJR新快速で帰阪いたしました。前日7/17は32.4㎞、獲得標高は128m。この日は105.5㎞、682mでした。体力的には問題はなかったのですが、暑さとの戦いでしたね~やっとのことで近畿まで戻ってきました。あと少しで完走です。

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