Brompton C Line Explore Low Handle with Rack 納車整備いたしました。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Brompton C Line Explore Low Handle With Rack(旧呼称S6R)を納車整備いたしました。一度だけ入荷した2トーンカラーの2022年製造。そして久しぶりに当店でのBrompton納車整備作業についてご紹介。

当店におきましては、Bromptonの納車整備において、ヘッドパーツのグリス入れ換えは必須です。当店の開業当初ごろには、ヘッドパーツの下玉押しが割れている事例がちらほらあり、こればかりは全数チェックを行うため、一旦標準のグリスをふき取る必要がありました。調達元が幾度か変更され、現在は下玉押しの割れは全く発生しておりませんが、グリスアップは継続中です。

現行のP/T Lineについては、シールドベアリングを用いたフロントハブですので問題ございませんが、C Lineはバラ球ですので、一旦分解してグリスを入れ替えております。こちらも標準のグリスが悪いわけではなく、玉当たり調整を行うとともにグリスの量を確認しておく意味合いが大きいです。とは言え、ある程度の走行で表面がなじむとともに、グリスが流れ出してくることもありますので、初期点検時に再チェックを行います。もちろん、前後輪の振れ取りは必須です。

各ワイヤー末端処理も重要です。標準では少し長く、そのままでは折りたたみ時に接地してしまい、次第に削れてきてしまいます。納車整備時には一旦インナーワイヤーを抜き注油後、適宜カットしてからインナーキャップを組み付けますが、今後の整備時には取り外しやすく、通常使用程度では容易に外れないように固定を行っております。

これで当店の2022年Bromptonの車体は完売となりました。先週末あたりからぼちぼちと動きが出始めております。現在の在庫状況は以下のリンクからご覧くださいませ。

※8月の予定はこちら → こちら
※8/27時点での在庫はこちら→こちら※一部旧モデルセール中です。
※RIDE AND GET LOST ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ  → こち
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こちら※完売