先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Brompton S6Rのオーバーホールを実施いたしました。今は無きクラレットの車体色が美しい車体です。作業としては、内装3段ハブのグリスアップとリアタイヤの交換、変速とブレーキの調整などなどでした。基本的にご自身でのメンテナンスが行き届いている車体でしたから、大規模な修繕とまでは必要としておりませんでしたが、社外品のヒンジクランプをお使いなのと、ヒンジシャフト部へ組み込まれたスプリングを挟み込んでしまっていたので、確実にヒンジが締結なされていない状態でした。
幸いにも、フレーム及びステムのヒンジスピンドルにはガタが大きくない状態ですので、今回は軸部への注油にて対処。スプリングは撤去、ヒンジクランプは純正品へ交換いたしました。また、干渉していた部分をわずかにやすりで修正。過去の事例にもございますが、当店ではより長くお使いいただけますよう、ヒンジクランプは純正品のみお取り扱いしております。また、当店のオリジナル商品は純正品を着色しておりますので、ご安心くださいませ。
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