ここ数日で一般車のパンク修理が何件かございましたが、その原因のほとんどが、タイヤ内部でのチューブが擦れて摩耗してしまっている状態でした。走行中は、絶えずタイヤ内部でチューブは変形を繰り返しております。空気圧が低くなってしまっていると、その変形度合いが大きくなり、摩耗が進行しがちです。
画像ではチューブに対して斜めに細かな模様が入っておりますが、これはタイヤ内部の模様が反映されているためで、細かく削れたこの部分から空気が漏れておりました。こうなるとパッチを当てて修理を行っても、またすぐにほかの部分から穴があいてしまうことが多く、チューブ交換をお勧めしております。
内部点検を行わないと見えない部分ではございますが、空気圧を適正に保っていただければ、摩耗の進行はより緩やかになります。愛車を長持ちさせるためにも、まめに点検いただければ幸いです。お気軽にお申し付けくださいませ。