昨夜の台風と豪雨、各方面に甚大な被害をもたらしたようです。自然がもたらしたとはいえ、被害に遭われた方々のことを考えると、とても心配になってまいります・・・。とりあえず、当店および私個人の自宅は大丈夫でした。ご連絡下さったお客様方、ご心配くださり、ありがとうございました。
さて、先週水曜日のことでしたが、そのコストパフォーマンスの高さと価格帯の広さでお勧めしております、DAHON様の2014年モデル展示会へ行ってまいりました。ご紹介が遅くなってしまいましたが、その分、当店らしさを発揮したレポートにしたいと思います。
左)フラッグシップとなるMu Elite。従来のモデルから451サイズホイールに大径化された専用フレームに20段変速を装備。展示車はサンプルですが、量産車ではBB高さも見直されるとのこと。ブレーキ位置だけを修正しただけでなく、専用フレームを起こしてきたあたり、真面目に取り組んでおられますよね。新型ホイールの剛性も高そう。
中、右)ニューモデルのHorize。従来のSpeed P8とMu P8の中間的な位置づけです。アルミフレームに8段変速グリップシフト。鮮やかなカラーが街中に映えるでしょう。
今期、個人的にも気になる一台、EEZZ(イージー)。Smartcog社のBi-pod Mintと同類の縦折れ式のアルミフレームながら、16インチHEのホイールはNovatec社製ハブ、PRIMO社のCOMETタイヤなど、回転性能の高い部品を用いており、変速を装備しないながらも、軽快な走行性能です。
前後輪のハブ軸がほぼ同位置になるように折りたたまれるのですが、磁石を用いたロックシステムがあり、折りたたんだ状態でもガチャガチャしづらい構造。
面白いのは、専用の脱着式ペダルです。クランク側のソケット状部品はクランクを挟み込む格好で組み付けられておりますが、その取り外したペダルをシートポスト後ろ側のソケットに差し込んでおくことができます。取り外したペダルの収納袋を用意する必要が無いのは有り難いです。
会場が室内だったため、走りまわることはできませんでしたが、跨ってみた感じでは、長いシートポストとステムの割にはしっかりとしています。意地悪な感じでこじるような動きをしてみても、他のDAHON車とそん色ない印象。メインフレームのヒンジ部のロック機構やシートポスト下部のロッド部分などの摺動部分の摩耗、専用ハブやペダルの耐久性、その各専用部品の供給など、長期的にみた際の課題はこれからではございますが、今までのDAHONとは一線を画した意欲作、個人的評価は高いのです。
とはいえ、現時点でのサンプル車では、完全に折りたたんでしまうと転がしての移動はしづらい状態でした。営業担当の方へ質問を投げかけつつ、その場で考え付いたアイデアをお伝えしておきました。量産車で改善されてくるのか!?入荷が楽しみですよ。
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