本日は2017年最後の営業日でした。当月に入ってからの忙しさは例年以上で、いつも以上に修理や納車整備作業が多く、終わりよければすべてよし!という印象。とはいえ、自身の体調も完全ではない状態ですので、この年末年始のお休みを良い契機として、しっかり整えておこうと思っております。
毎年の最終日には昨年末に記した文章を読み返し、この一年を振り返っておりますが、そこに記した「店内レイアウトの変更」には至らず。その代わり、というわけではございませんが、来店早々にはピット部分の改修を予定しております。
おかげさまで、来年で10周年を迎えることができます。ありがとうございます。先日よりご紹介しているKATAEブランドの拡大と、それを含めたサイトのリニューアルも、進めてまいりたいところです。昨年末には具体的な目標を明文化しておりませんでしたので、今回はより具体的に進めてまいります。
今日届いたメールニュース、もちろん自転車業界の内容なのですが、私の考えと非常によく似たところがあり、勝手に共感するとともに、早い段階から対策を考えておかなくては、と背筋が伸びる思いでした。その内容はここでは記しませんが、この小さなお店がこれからの10年、20年と存続していくためには、環境の変化に対してどうすり抜けるorどう攻め込む?その柔軟さや対応速度がとても重要であると感じています。
とは言え、メーカーではなく一販売店ですから、大きく攻め込んだ体制を取りづらいかもしれません。しかしながら、小さな店舗だからこそできる対応があるはずです。「あれが入荷、それが入荷、限定です、特別です、、、」そんなことはネット検索に任せてしまっても良いのかもしれません。もっとスタッフの多いショップさまはたくさんございます。もっとSNSを頻繁に更新しているショップさまもたくさんございます。もっとオリジナル商品を販売されているショップもたくさんございます。そんな中、わざわざ当店に足を運んでいただくために、そして、ご来店くださったお客さまへ面と向かって、しっかりとおすすめできるように、すべてに真剣に向き合っていかなくてはなりませんし、ご来店くださった方々へ対して、楽しい実店舗でありたい。そう考えております。
売るための各種テクニックは存在しているのでしょうが、そんなものは駆使したくない。決して安価ではない自転車を購入下さる。お客さまの大切なお金を頂戴する以上は、こちらも真剣に接してまいります。とはいえ、身構える必要は一切ございませんので、ご安心くださいませ(笑)。
例年は閉店後の店舗画像なのですが、今年は自転車の画像です。前職時代に自身で組み立てたブリヂストンのピクニカです。欠品の多い車体を縁あって入手し、組み立てたものを母が乗っています。ちょうど10年が過ぎ、リアハブが故障したので、つい先日、新品へ交換いたしました。なんだかんだと気に入ってくれているようで、「まだあと10年乗るで!」と言ってくれたのがとても嬉しかったのです。
では、次の10年に向けて、しっかりと歩んでまいります。
2017年も当店をご愛顧下さり、誠にありがとうございました。まだまだ至らぬ点も多くございますが、たくさんのお客さま、友人たち、家族に支えていただいた一年でした。来年も引き続き、当店をご愛顧くださいますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。心より御礼を申し上げます。
※新年は1月5日【金】より営業いたします。