DAHON 2019年モデル 展示会へ行ってまいりました③。

木曜日は7/22【日】休業の代替営業でした。水曜日は定例の通院後にお子たちと久しぶりの鉄道小旅行を楽しんでまいりました。とは言え、まあ暑いこと!熱い、と表記したほうが良いくらいでしたね。

さて、ずっと継続してきたDAHON 2019年モデル展示会。いよいよ最終回です。長らくお待たせいたしました。

今回の展示会で最も目を惹いた、参考商品のLAUNCH D8という新モデル。一見しただけでは、以前に発売されていた、Vitesseと酷似したアルミフレームなのですが、フレーム中央部分のヒンジがすっきりとしております。

こちらは、新機構のJaws Hingeというヒンジ。DASHシリーズやClinchなどで定評のあるLock Jawを発展させたような、工具不要のレバー式開閉機構です。従来比約180~200%(!)にまでヒンジ部の接触面積を増やしつつ、確実に噛み合わせる構造になっております。

左】開放状態ではこのような外観。ヒンジシャフトと操作レバー部分には小さなスプリングが挿入されており、レバー解放時には常に噛み合いが開くようになっております。

折りたたみ時にはヒンジ接触面が露出します。画像では汚れているように見受けられますが、スムーズな動作のためにヒンジ接触面には薄くグリスが塗布されているためです。そのため、砂やほこりなど異物の付着・挟み込みに留意する必要がありそうですね。

中】ヒンジを閉じた状態。まだ噛み合わせは開いております。

右】少々見えづらいのですが、フレーム下部のレバー操作により、ヒンジのかみ合わせがしっかりと結合されます。フレームからの出っ張りも少なく、強固に締結されます。

また、このモデルにはBoardwalkK3と同様のDeltecワイヤーも装備。さらに前後ディスクブレーキと、至れり尽くせりのフル装備。あくまでも参考商品とのことで、現時点では2019年モデルとしてのラインナップ外と伺い、ちょっと残念。

ここまでの装備でしたら、全天候型のツーリングバイクとしての使い道が見えてきそうです。フロントディレーラー台座もあり、Speed TRのようにツーリングバイク、全天候型の通勤バイクとしての素養が見え隠れしているような気がいたします。

現時点ではオプションなどの適合は不明でしたが、リアキャリアとパニアバッグともう少し太めのブロックタイヤでも装備して、キャンプツーリングなんかに良さそうですね。今から楽しみです。

あとは、お取り扱いはございませんが、、、TERNとBREEZERの試乗をちょこっと。ボッシュの電動ユニットは車重の重さを感じさせない走りでしたし、さらりとした質感のバーテープが気になったりと、ウロウロ、ちょろちょろと見て回りました。

流石に大々的なニューモデルは影を潜めて、上記Jaws HingeやDeltecワイヤーなど、今までよりも耐久性の向上や、より安全性を向上させるための改良が多かった印象。もちろん、DAHONに限ったことではありませんが、ある程度技術の進化速度が緩やかになりつつあるのでしょう。しかしながら、それは決して悪いことではなく、もっと快適に、もっと安全に、という方向性を強く感じました。

販売店向けの資料が店頭にございますので、ご検討の方は是非ご来店くださいませ。

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