立春を過ぎて、暦の上ではすこしずつ暖かくなってくるとのことですが、まだまだグローブが手放せませんね。前回の平日MTBの会は、残念ながら雨天のため中止といたしました。久しぶりにMTBに乗りたかったのですが、天候はどうしようもないですね。気持ちを切り替えてまいりましょう。寒いうちにとお持ちくださる整備車両の数々。当店のような零細店舗には非常にありがたいかぎりです。少しずつですが確実に進めておりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
さて、本日のご紹介。国産（メイドイン京都！）のクロモリフレームに27.5インチセミファットタイヤを履かせたゆるーいMTB、CRAZYSHEEPのBIGHONEです。前後サスペンションを装備することも当たり前になりつつある昨今、リジッドフォークのシンプルなシルエット。今回は、お客さまからのご依頼で、レッドを基調にパーツを変更してのご納車。グレイの車体に映えますね。
【左】ヘッドパーツはChrisKing。44mmストレートヘッドチューブ、フォークはテーパーコラムですので、INSET７をセレクト。ひつじのヘッドマークが愛らしいですね。【右】変速は1×10段（32×11-42T)。ペダルは樹脂ボディのGRUNGE。回転性能と耐久性、コストとのバランスに優れています。
【左】シフトアウターホースを赤色へ変更いたしました。写っておりませんが、フォークエンドは100×15mmスルーアクスルです。【右】全体的にシンプルなフレーム形状ですが、よく見るとチェーンステーはブリッジレス。後ろ三角の適度なしなりが期待できますね。
【左】ブレーキはシマノ製の油圧ディスクブレーキ。フロント180／リア160mmのローターが標準装備で、必要十分以上の制動力です。【右】タイヤはKENDAのHAVOK Sport 27.5×2.8。リム幅は40mm、チューブレスレディ対応です。
【左】サドルはADEPT製。滑りづらい表面処理が実用的。シンプルな意匠がフレームとマッチしています。
スパっと切れ味鋭いハンドリング！というわけではございませんが、プラスタイヤのクッション性と、それを生かしたトラクションの良さ。小排気量のオートバイに通じるような、”乗りこなせる感”を楽しめる一台です。ありがとうございました！
＜CRAZYSHEEP＞BIGHORN:￥230,000【税別】
※ベース車両の価格です。
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