Brompton 部品移設作業を行いました。

ここ最近はBromptonに限らず、オーバーホールや各種修理など、多数のお客さまよりご依頼を受けて、非常にありがたい限りです。今回の作業事例は、前職時代に販売させていただいた2007年式のBromptonのお客さまですので、かれこれ13年ほどのお付き合いでしょうか。諸事情によりフレームに問題が発生してしまい、もう一台お持ちの別の車体へ、お気に入りの部品たちを移設させていただきました。

作業自体はそれほど大規模なものではないものの、現在最新のBromptonとは異なる部分などを振り返りながら、年月を感じつつ作業を行いました。

現在では廃盤となったシマノ製ハブダイナモ。capreoグレードにて展開されておりましたので、6V3.0Wの出力を持ちながら、比較的低価格で販売なされておりましたが、LEDや充電池の進化により、現在はほとんどの方々がLEDヘッドライトをお使いです。しかしながら、走行により発電いたしますので、通勤にお使いの方などには、電源を気にせず大出力のライトを使用できるメリットがございます。現在も台湾SP社の製品がオプションにて用意なされております。テールランプも現在製品とは形状が異なりますね。

こちらも、ご存じない方が増えてきたのではないでしょうか?リアキャリアへ付帯するブロックダイナモ用台座です。通常のリアキャリアステーはアルミ製ですが、重量のあるダイナモを装備するためにメッキ処理がなされたスチール製で、過去に当店オリジナル強化ステーを製作したことがございました。当初Rモデルはリアキャリア+ダイナモランプでしたね。こちらもLEDランプの進化により盲腸的存在となっちゃいました。

今回の車体は2007年式で、移設先の車体は2010年式。その年代の隔たりはそれほどではありませんが、これが最新の2021年式であっても、同様に移設作業は可能なのです。他メーカーさまの製品たちと根本的に異なるのが、「最新モデルは上位互換を保ちながら進化している」ということで、意匠と費用を気になさらなければ、最新仕様の部品にて修理兼グレードアップが容易です。車体価格は高額なものですが、長くお使いいただけることは、他にはない重要な性能だと考えております。

※3月の予定はこちら → こちら
※3/28時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※Votani ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こちら