2022 Brompton P Line 発表されました。

さて、すでにご覧になられている方々も多くいらっしゃることと思いますが、本日、2022年モデルのBrompton P Lineが発表なされました。以前で言うところのスーパーライトモデルがさらに進化して登場です。目玉は初となる外装4段変速の装備と、それとともに各部の形状が変更なされております。最軽量の仕様で9.65㎏(!)とのこと。受注開始はまだ先になりそうですが、輸入元さまよりご提供いただいた画像から、ちょっとマニアックな目線でご紹介いたします。
※画像による判断も含んでおりますので、量産品は異なる可能性がございます。

まず、発売されるカラーはPライン専用の2色。ストームグレーとミッドナイトブラック。以前のスターダストブラックとよく似ていますが、ラメの粒子が荒く、多くなっているように見受けられます。ストームグレーはベースカラーがグレーになった感じでしょうか。

そして大注目の外装4段変速。以前のような首振り式のプッシャーを廃し、パンタグラフ式と思しきディレーラーが装備なされています。上側のプーリーがディレーラーへマウントされ、エンド部からは歯数差を吸収するために長くなったテンショナー。その先端にはアイドラープーリーがあり、従来と同様に、左右方向へ追従する機構のようです。歯数は11-13-15-18T、結構なクロスレシオです。

ここからの角度では、エンド形状は変更なされていないように見えます。その場合は従来の車体へも外装4段化ができるかもしれません。Bromptonの純正部品で容易に外装4段化が可能となれば、選択肢は大きく広がりますし、長期的な部品供給の点でも安心ですね。

チタン製のリアバックは、メインローラー部分を中心に大きく形状が変更なされております。左右のメインローラーは太い部材で連結され、そこから直接テンションチューブとシートステイが伸びています。サスペンションブロックも横長形状の専用品へ。リフレクターの台座は樹脂製、シートステイ側へ台座があるのでしょう。ストップディスクが存在していないのも注目!折りたたんだ際の固定機構が追加されているのかもしれません。

側面からの画像でも、ストップディスクは見当たりません。従来ではシートポストを上げた状態ではロックがかかりませんので、下画像のように転がすことはできませんでしたが、何らかの機構が追加なされているのでしょうか。メインローラーも形状変更、軽快な印象です。フレームクリップは上位機種用のアルミ製レバー、写っておりませんが、ヒンジクランプレバーもアルミ製です。チェーンは中空ピンの軽量品。よく見るとフェンダー形状も変更、前輪のスポーク本数も20本へ減少、リムはより高さのある形状に変更なされています。チューブは仏式バルブ。

価格はまだ決定なされておりませんので、わかり次第更新する予定です。より走行性能が高まっていることと思いますが、装備を充実させながら、軽量化も実現しているのが流石!早く実車を見てみたいものですね。

<Brompton>P Line 各種:¥未定

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