ブログの更新が滞っておりましたが、前回の続きです。思い返せば2週間前のことだったのですが、つい先日のことのように感じます。ということで午前6時過ぎにチェックアウトし出発です。
お宿からすぐ近くは江ノ島電鉄が走っており、線路沿いをぷらぷらと進んでいきます。路面電車の法律が制定なされるよりも前から開業していたため、現在でも道路上に線路が敷設されているという名目で、通常の電車が走っている、非常に珍しい形態をとっています。急カーブが連続するため、独特な車体が面白いです。
途中には急カーブを円滑に通過できるように塗油機が設置されていたりと、鉄道好き目線での散策が続きますが、まずは旧東海道の続きを走るべく、藤沢まで向かいます。
で、藤沢宿へ到着。ここからは小田原までを走ります。途中、国道1号線と一体化しますが、当時のものでしょうか?時代を感じさせてくれる松並木が続きます。
とか言っているうちに、相模川のほど近いところの旧相模川橋脚。関東大震災によって、水田に橋脚が出現したもので、鎌倉時代のものと推定されています。※実際の展示物は複製品です。
相模川を渡り、どんどん進みます。ちょうどレール運搬のEF210が通過してくれました。そのまま進むと、旧東海道は国道1号線と別れて、松並木が続く道となります。
大磯では、「湘南発祥の地」の石碑があります。一旦旧東海道から離れて、ちょっと寄り道。
湘南しらす直売所の「松道丸」さまにて小休止。この時点で8:45ごろでしたが、9:00の開店前にもかかわらず、気さくにお声がけくださり、店先のテーブルをお借りして生しらすをいただきましたよ。今朝水揚げさてたものことでしたが、これまでに食べたことのある生しらすとは全く異なり、一匹一匹の弾力を感じながらペロッと。ありがとうございました!
再び旧東海道は国道1号と合流し西進します。どんどん進み、小田原市へ突入!しばらく進むと、きれいな海とともに箱根の山々が前方に見えてきました。
小田原城をちらっと見ながら進んで、小田原宿まで無事に走りきることができました。そのまま一旦逸れて、JR小田原駅まで移動。富士急バスや箱根登山バスが行き交います。ここからは青春18きっぷを用いて輪行移動です。
東海道本線のE231系にて熱海まで。熱海駅での乗り継ぎを1本遅らせて、伊東線ホームにある駅そばにてちょっと早めの昼食。菊菜天のぶっかけ蕎麦にしました。安くておいしいのです。ここからはJR東海の区間。車両も313系へ変わります。再び西進し、吉原にて下車いたします。
吉原駅で跨線橋を渡り、岳南電車へ初乗車。終点の江尾駅までの切符を購入し乗車。古き良き時代を感じさせる、旧京王井の頭線の電車です。
駅のホーム屋根を支える柱は他では見たことのない独特の形状。優美な曲線を描くアーチ状です。途中の岳南富士岡駅では、貨物輸送の役目を終えた機関車たちが保存されていました。
終点の江尾駅へ到着。ここからはBromptonを展開して、起点のJR吉原駅まで自走にて戻ることにいたします。
特徴的なホーム屋根柱の形状が良くわかることと思います。ここからは根方街道を西進します。途中には雰囲気のある建造物がちらほら。途中の岳南原田駅は何とうどん屋さんが併設、というか一体化しています。
街道を走行中に発見した水路でしょうか?ごうごうと音を立てて流れる清らかな水。富士山からの流れだと思いますが、とても美しい眺めを見ながらちょっと休憩いたしました。
そのまま西進し、吉原駅まで戻ります。西へ進む列車まで時間がありましたが、この日のうちに大阪まで戻るには18きっぷでの普通列車乗り継ぎでも良かったのですが、23時過ぎになってしまうため困難と判断し、浜松駅から新幹線にて移動することにいたしました。
そして一気に大阪へ。当たり前ですが新幹線は速い!今回、展示会とあわせての旧東海道五十三次走破を始めてみましたが、この日はちょうど60km。お宿と藤沢宿間の遠回りと、岳南電車沿いの散策もありましたので、走行距離は合算ですが、自身が非常に楽しむことができましたので、今後も機会を設けて続けてまいりたいと考えております。次は小田原からですので、箱根越えをどうするか?今から思案のしどころですね。
さて、次はどこへ行きましょうか。
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