DAHON Dove Plus リアハブを交換いたしました。

先日の作業です。お客さまからご依頼を受けて、DAHON Dove Plusのチェーンを交換いたしましたが、試走してみますと、歯飛びこそないものの、かなりゴリゴリとした感触がペダルまで伝わってきていました。

通常、チェーン交換と同時にリアコグを交換したいところですが、Dove Plusの場合はリアコグはフリー機構と一体になっておりますので、リアハブごとの交換になってしまいます。しかしながら、輸入元では後ろホイール一式での手配のみ可能とのことで、なかなかの金額になってしまいます。数千キロ程度の走行ごとに後ろホイールを交換するのも大変なので、比較的入手が容易な社外品のハブへ入れ替えることといたしました。

ということでサクッと手配いたしました。ドライバ―部分も大きく、各部の精度も標準品よりも高そうですが、よーく見てみますと、ハブのスポーク間隔が不均等です。リムは均等間隔ですので、思案ののち、ちょっと工夫して長さを算出。精度の高いSAPIM製のスポークとニップルで組み上げいたしました。

反対側はこんな感じです。

で、車体へ組み付けいたしました。これで次回以降はハブ単体を入手の上、ドライバー部分だけを交換することが容易となりました。この度はありがとうございました!

軽量性で人気のDAHON 14インチシリーズですが、そのホイール径の小ささゆえに、走行距離に対しての各部消耗度合いは結構なものです。以前の事例(こちらこちら)でもそうですが、輸入元からはリムやスプロケット、ハブ単体での供給がなく、前輪あるいは後輪一式でのみなら手配可能という状況であり、当店ではお客さまの状況に合わせて、それぞれの対応を行ってきております。

軽い、安い、よく走る、とまさに3拍子揃った車両ではありますが、上記の理由により、車体価格に対しての部品交換費用は大きなものとなりがちです。既に当店から意見として輸入元へはお伝えし、バラ部品での供給をお願いしておりますが、現時点では未対応です。既にご愛用の方々へは、こまめな点検、調整と部品交換をお勧めいたしております。

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