ちょっとサイクリングその㊿・橋本駅~粉河駅

昨日の定休日。前回から約一か月が過ぎ、走りたい欲が高まっておりましたが、おかげさまで忙しく、修理やカスタマイズ、納車整備などなどを多数お待たせしておりますが、ちょっとだけ落ち着きましたので、ご近所のお客さまをお誘いしてぷらっと出かけてまいりました。ちょうど2年前の今頃に出かけた橋本駅~和歌山市駅の大和街道、沿道の田んぼが美しかったのを思い出して、Bromptonとともに出発。橋本駅まで乗ってきた、南海6000系と6300系の連結部分をパチリ。カッコええなあ。

ということで出発。駅前でBromptonを展開して、西へ西へと進みます。以前にも走ったことがありますし、石の道標が巧く配置されているので、ほとんど間違えることなく進むことができます。とは言え、この日はめちゃくちゃ暑い!!止まると、どっと汗が吹き出します。

途中で発見した自動車展示場。ムーブ、カムリ、ミゼット、ハイゼット、、なかなかのセレクトですよね。じっくりと見てみたい気もいたしますが、JR和歌山線を挟んでそのまま登っていきますと、、。

眼前に広がる水田の美しさ!ここで列車が通ってくれるとさらに良かったのですが、あまり贅沢は言っていられません。このままグイグイと登ります。

神社への参道のところで左折。常夜灯が両脇にありますが、遠ざかる格好でそのまま進むと、JR高野口駅へ到着。駅前の葛城館はお休みでしたが、外観だけでも感動!現在はカフェとして営業しつつ、登録有形文化財として保存されています。元は旅館だったと聞きましたが、行き交う列車を見ながらの宿泊はええもんだったでしょうね。

さて、ここでトイレ休憩をしていたところ、ベンチにICOCAが落ちていました。ここは無人駅ですし、JR西日本さまへ電話したところ、交番へ届けてもらえますか?とのことですので、道中の交番を調べて持っていくことに。

灯具も格好良いですし、波打つガラスが良い雰囲気です。ということで駅を後にします。途中で見つけた喫茶店。古き良き建造物がたくさんあり、走っていても飽きませんね。

前回も立ち寄った「金澤寿翁軒」さまでアイスくずバーを購入。今回はみかん。溶けて垂れてこないので、非常に食べやすく、涼をとることができましたよ。さらに、お向かいの酒屋さんで古いウイスキーを購入し、ご機嫌でペダルが回ります。このあたりから古い道標が点在しますので、パチパチと撮影も進みます。

前回も撮影していたFRP製の店舗らしき建造物。格好良いわ~と言いながらパチパチ。まだ残されていて一安心いたしました。道標もええ感じ。「右 高野山慈尊院 左 いせ よしの(?)」こういう発見が面白いのです。

その後も点在する道標を確認しながら進み、以前にお客さまから教えていただいていた、小田井灌漑用水路中谷川水門へ到着。明治期に建設されたサイホン式の水門ですが、この日は前日の雨で濁っていたものの、水量が非常に多く、滾々と湧き出す水の流れをしばし眺めておりました。この水路は東から紀ノ川と平行に流れているのですが、南北に流れる川をサイホン式の暗渠でくぐっているという構造。内部が見えるわけではありませんが、非常に興味深いですね。

で、前回も撮影したポイントはこちら。今回は持参レンズの関係で、あまり美しい構図ではありませんし、金網がふわっと映り込んでおりますが、石垣と水路の雰囲気はお分かりいただけることと思います。

美しい集落の並びと山々の緑。

ここで、ご同行のお客さまは妙寺駅近くのアウトドアショップへ行きたいとのことでしたので、私はそこからすぐの交番へ先ほどのICOCAを届けに。トラス橋を渡ってすぐの交番へ無事にお届けして、再び合流。ちょっと暑すぎるので適当なところでJR和歌山線で輪行してしまうことにしましたが、この日はトラブルで大幅に遅延しているよう。列車の位置情報を見ながら西進し、粉河駅から乗車することに。

粉河駅は保線車両の基地がありますし、ホームは2面3線とそれなりな規模。とは言え、古レールと木材で作られた跨線橋はかなり古そう。ホームのレンガ積みも時代を感じさせてくれます。現在は227系の2両編成ですが、以前はこの駅での追い越しもあったでしょうから、優等列車が停車する街だったかと思われます。ここから輪行し、和歌山駅からはくろしおに乗って帰阪いたしました。かなり暑かったですが、流れる水は美しかったですね~。今回は約25.5㎞、獲得標高は132mでした。

※7月の予定はこちら → こちら
※6/29時点での在庫はこちら→こちら※一部旧モデルセール中です。
※RIDE AND GET LOST ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ  → こち
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こちら※完売