Brompton M6R 修理作業でした。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、2005年製造のBromptonを修理いたしました。ご購入以来メンテナンスをなされておられなかったとのことですが、室内での保管のおかげで外観は良い状態でしたので、不具合箇所を徹底的に修理し、消耗品の交換でOKでした。

ここ最近、Bromptonの大規模な修理作業が非常に多く、懐かしさがこみあげてくる感じです。この車体も当店の開業前に生産されたものですが、同年代の車体にはそれなりに触れてきておりましたので問題なし。リアヒンジにガタが大きく生じていましたので、一旦分解し交換。リアハブは分解して内部を洗浄、新しいグリスを用いて再組立て。チェーンとスプロケットは状態が良かったので洗浄して再使用いたしました。SRAM/SACHS用のスプロケットおよびプルロッド(インジケーターチェーン)は入手困難ですので、まずは一安心です。テンショナーも分解洗浄して再組立て。

basta製のリアランプ。この車体はM6Rですので、リアキャリアへaxa製のボトルダイナモが装備されており、フロントランプへ電力を供給していますが、お持ち込みの段階でフロントは不点灯、リアもちらついている状態でした。前後ともにランプ内での接触不良でしたので分解修理。折りたたみ時に屈曲することが多いので、念のため保護チューブを交換いたしました。

2007年モデルまでだったかと記憶しておりますが、前後フェンダーにはラインが無く、シンプルな印象を受けます。若干折れ曲がってはいますが、割れが無いのでそのままにいたしました。フロントフレーム下のループ部にはハーネスを通さないのがメーカー指定です。

余談ですが、このあたりの年代の車体へは、輸入功績をたたえる女王賞記念のマークが貼付されています。これでまたしっかりとお使いいただけることと思います。ありがとうございました!

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