先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、Bromptonのシートスリーブとリアヒンジなどを交換いたしました。2005年製の車体、まずは重要箇所をしっかりと。
当初は後輪のパンクでお持ち込みくださった車体でしたが、サッと点検してみるとシートスリーブがほぼない状態。リアヒンジもガタが大きく、即入庫です。
シートスリーブは割れてしまっておりましたので即交換。
シートスリーブの在庫がありましたので、接着乾燥後にリーマーで切削してみたものの、どうも途中からきつくなっているようでした。これまでにこのようなことは経験がありませんでしたので、一旦取り外して寸法を測定してみましたら、シートスリーブ側突起とフレーム側穴位置が合っていなかったようで、フレーム内部で斜めになってしまっていたようです。
一旦取り外して、別の新品シートスリーブの突起位置とフレーム側の穴位置を採寸。やはり3㎜程ずれがありました。突起をほんのちょっとだけ削って、フレーム内部の穴へぴったりと収まることを確認し、再度接着→切削を行いました。正直なところ、初めての事例でしたが、大変勉強になりました。
リアヒンジの交換作業は全く問題なくサクッと完了。
あとは消耗、曲がってしまっていたインジケーターチェーンを交換して完了です。この後はチェーンやスプロケット等、駆動系のリフレッシュがよろしいかと思います。この度はありがとうございました。
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