先週月曜日の閉店後、いそいそと上京、Brompton Japanさま主催のG Line説明会へ参加してまいりました。その後は恒例の中山道サイクリングを堪能いたしました。すでに1週間が経過したとは思えず、まだ感動の余韻に浸っているところですが、画像の整理ができましたのでUPいたします。
いつもは野田駅近くの友人のお店「一品料理かっぱ」で夕食を済ませるのですが、今回は出発の月曜日が祝日でしたのでお休み、、。自宅で夕食を済ませ、JR桃谷駅近くの銭湯でサッパリしてから大阪駅へ移動、サンライズエクスプレスに乗車です。ここ最近は予約が取りづらいとのことでしたが、いつも通りコツを駆使して予約完了、愛車のBromptonとともに乗車です。大阪駅11番ホームは特急専用、この瞬間はいつもワクワクします。
今回は1階のシングル。大きな窓の下端がホームとツライチになる格好です。ビールを片手に夜汽車の風情を堪能。翌朝7:08定刻通りに東京駅へ到着。ここから愛車でBrompton Tokyoへ向かいます。まだ通勤ラッシュが始まる前ですので、車道を快適に走行できます。
国会議事堂前。結構な高低差があることを初めて知りました。その近くには紀伊国坂。じわりじわりと登ります。ちょっと開始時間まで余裕がありましたので、見つけた喫茶店にてモーニング。自転車が見えるカウンター席で安心ですね。
信号待ちで見つけた格好良いマンション。時間に余裕がありましたので、以前呼んだ永井荷風の書籍に出てきた「内藤町けやき公園」へ立ち寄りました。新宿区だとは思えない、とても静かな地域。とても良い雰囲気を味わうことができました。Brompton Tokyoはそこから目と鼻の先。Bromptonは折りたたんで、会場に持ち込ませていただきました。会場では雑誌等でお見かけしたことのある方々がたくさん!Brompton Japanのスタッフさまとはメールでのやり取りは行っていたものの、実際にお会いしてお話してみると、皆さん非常に丁寧で熱量の高い方ばかり!テンションが上がるのを感じます。
説明会の内容は販売店向けということもあり、その内容をすべてここで記すことはできませんが、参加されていた方々は熱心に質問をされており、また細かくメモを取られていたりと、私自身も良い影響を受けてまいりました。
昨今の値上がりや景気の動向など、必ずしも良いニュースばかりではありませんが、そんな中でもメーカーや各販売店の皆さまが、少しずつでもその良さを広めていくための努力を惜しまないことを感じましたし、まずは自身が楽しみつつ、まずは乗ってナンボ!という感覚は間違っていないことを感じました。そのためにはさらに知識と技術を高め、気を引き締めていかなくてはと再確認いたしました。大変有意義な時間を楽しませていただきました。ありがとうございました!
会場を後にして、再び東京駅へ。ここからは旧中山道サイクリングを再開するため、北陸新幹線で軽井沢駅まで移動します。列車を待つ間にお弁当を購入し、普段見ることの少ない交直流電車のパンタグラフ周辺を堪能。
直接の関係はありませんが、パッケージに惹かれて購入した国技館焼き鳥。かなり美味しかったですよ。途中停車駅でふっと見付けたレール締結部。板バネとゴムシート、ハードロックナットでコンクリート製の路盤へ固定しています。なるほど、こういう構造になってるのか~と感心。軽井沢駅へ到着、今回乗車したW7系。翼断面形状の集電シューとシングルアームパンタグラフ。空気抵抗に配慮した形状で格好良いです。
さて無事に下車しましたが、見逃せない標示!これは0系では!?やはり新幹線のアイコンなのでしょうけれども、このまま残していただきたいところ。とかやっているうちに軽井沢駅を出発、前回の離脱地点まで戻りますが、そこまでは緩やかな登り坂。リゾート地らしい店舗が立ち並ぶ大通りを北上します。
ということでここから再開です。前回はこの画像の中央奥側からやってきましたので、ちょうどヴェルファイアが向いている方向が中山道、ここから西方向へ進む格好です。軽井沢駅はこの丁字路の南側に位置しています。
15時半過ぎに軽井沢駅着でしたが、ここから約40㎞先の芦田宿にお宿を予約しておりましたので、まあまあのペースで走る必要がありますが、まあ大丈夫でしょう。大阪や東京と比べても、とても涼しく、澄んだ空気を感じつつ、バチっとビンディングをセットして走り始めます!
しなの鉄道の高架をくぐります。右側の石積みはあきらかに年代が古く、左側は複線化の際に増設されたためにコンクリート製ですね。この先は沓掛宿です。
このあたりは馬頭観音が非常に多くあります。はじめは都度パチパチと撮っていたのですが、あまりにも多いので途中からはシャーっと通り過ぎざるを得ませんでした。日が傾き始めています。下仁田街道との追分を過ぎました。
もうすぐ追分宿というところで、標高1003mの看板。ほどなくして追分宿へ入ります。
追分宿を抜けると、北国街道との追分があります。常夜灯や道標がその証。
ちょっとぶれてしまいましたが、仲仙道の表記が見て取れます。そのすぐ先を左へ入ります。この先はしばらく緩やかな下り坂。次は小田井宿です。
下りきったあたりで、信越本線の御代田駅が中山道を分断してしまっております。地下道で抜けることはできますが、自転車は通行できなさそうですので迂回。ちょうどそのあたりにD51蒸気機関車が保存されております。この駅は以前スイッチバック駅だったようです。
そして小田井宿へ到着。古い建物が美しく保存されております。個人宅ですので見学等はできません。日が傾きつつあるので、サッと撮影して進みます。
雰囲気の良さそうな居酒屋。千曲錦は日本酒でしょうか?ちょっと気になるところです。
ちょうど居酒屋さんの向かいにあった石塔石仏群。後方の山容も美しい風景です。
途中に発見したリンゴ園。もう赤く色づいているようです。横を通り過ぎるととてもいい香り~走行しているうちに岩村田宿へ入ります。
直前にあった、善光寺道との追分道標。岩村田宿内は緩やかな下り坂ですが、道の両脇は大規模なアーケードがあり、非常に栄えています。歴史を感じさせてくれる建物が非常に多く、ゆっくりと散策したい衝動に駆られてしまいますが、道を急ぎます。
小田井宿を抜けると、JR小海線を踏切で越えます。
ちょうどキハ110の2両編成が通過。よく見てみるとキハ111-111でしたね。これはラッキー!
佐久平らしい風景の中を進みます。
珍しい公衆電話の扉。流石に現在は使われていないようでしたが、かなり古そうです。すぐ近くで見かけたたばこ屋さん。先の公衆電話と同様に古き良き時代を感じます。いよいよ日没が近づいてきました。さらにペースを上げて走ります。もうすぐ塩名田宿です。
古物商でしょうか、ハイゼットの消防車が埋もれています。これまた古いたばこ屋さん。そのすぐ近くには問屋本陣が残されています。この先には千曲川があり、そこまでが塩名田宿です。
中仙道はこのまま川面へ向けて下ります。そのため国道に面した側と高低差が生じており、3階建ての建物の1階と3階部分にそれぞれ入り口が設けられている独特な構造。
逆光になってしまったので見えづらいのですが、赤いトラスが美しい中津橋。これを渡って千曲川を越えます。
ぐるっと迂回して橋の上へ。画像中央寄り左寄りに岩がぽつんとあります。これが「船繋ぎ石」というもの。穴があけられており、ここへ船をつないでいたそうです。
次は八幡宿。途中に見つけた自転車・オートバイ店の看板。これもかなり古いですね。2ストロークエンジンの分離給油が画期的だった時代でしょう。
バス停の待合所。神社前云々と停留所名がすりガラスに記されています。すぐに八幡宿へ到着。古い建物が多く、よい雰囲気なのですが、ずっと登り坂ですので止まりたくなかったのが本音(笑)。あっという間に抜けてしまい、次は望月宿です。
急勾配を一気に抜けて、草の生い茂る未舗装路を一気に登ると、望月宿の灯りが。実際にはまだまだ先で、この先の瓜生峠を越えると望月宿です。
無事に登坂。そしてそこからの眺め。ここから望月宿までは一気に下る格好です。
望月宿へ到着いたしました。美しい町並みがあるのですが、ほとんど撮影できず。既にダイナモのスイッチを入れ、念のためハンドル上のヘッドライトもスイッチON。しっかりと前方を照らしながら進みます。
望月宿とその次、芦田宿間には間の宿として茂田井宿があるのですが、非常に美しい街並みでした。倉敷美観地区を思わせるような、水路と古い建物が織りなす風景は素晴らしかったのですが、こちらも延々と続く急勾配だったことと、既に真っ暗でしたので、写真は一里塚の一枚だけ。勾配を登り切ったら、芦田宿まで一気に到着。今回のお宿は江戸後期に創業なさった、金丸土屋旅館さま。
到着後、すぐにお風呂で汗を流してから、ビールとともに夕食をいただきました。お米は自家製、お味噌汁のお味噌は同じ町内の味噌蔵から取り寄せているそう。素朴ながらも丁寧に作られており、ゆっくりと頂くことができました。この日の走行距離は約47.2㎞、獲得標高は430mでした~。まだ続きますよ。
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