Brompton リアヒンジブッシュと適切な作業。

201303302

今日は陽射しも暖かく、お花見には絶好の一日でしたね。当店までの通勤と大阪市内辺りの移動にはBromptonを愛用しておりますが、ふっと桜の花の香りがふわっと心地よく、ちょっと遠回りしそうになりました(笑)。

さて、昨日に引き続いて当店ならではの視点でのBromptonご紹介です。この画像からどの部分の部品かお分かりになれば、相当なブロンプトンフリークですね。リアバックのヒンジブッシュとシャフト、独自製作の専用工具です。

Bromptonの構造上、駐輪時および折りたたみ時にはリアバックを折りたたむ格好になるため、この部分の重要性は言うまでもございません。しかしながら、長期的なご使用などでヒンジシャフトの動きが悪くなってしまうと、ヒンジシャフトを固定しているボルトが緩んでまいります。そうなるとブッシュが編摩耗し、最悪の場合はリアバックそのものを交換する必要が生じてしまいます。

ブッシュ(黄色い部品)にはよく見ていただくと内側には丸い凹みが綺麗に並んでおり、ここにグリスがたまる構造です。このブッシュをフレームへ圧入すればごくわずかですが変形しますので、専用のリーマーにてさらえてやる必要もございます。幸いにも2011年にBromptonの工場にてメカニックの方に教えていただきましたので、色々と工夫して専用工具を製作しております。詳細はながくなりますので明言できませんが、これを使用しないとボルトはまたすぐに緩んでしまいますので、この構造を熟知し、適切な作業を行う必要がございます。

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