2013 Brompton から考える企業姿勢。

201304041

少々仰々しいタイトルをつけてしまいましたが、先にご紹介の2013年モデルのBromptonについて。少々分かりにくい部分もございますが、是非じっくりとお読みいただければ幸いです。

先日入荷のカラーオーダーモデルは為替の影響等々で前年モデルよりも¥10,500の値上げがなされております。円安と同時にクランク変更もありましたので、正直なところ仕方が無いかな、と考えておりましたので、クランク変更前の2013年モデル(リムおよびブレーキレバーが最新の仕様です)をセール対象としております→こちら

先日のカラーオーダーモデルの受注と同時に、実はレギュラーカラーモデルの受注も同時に受け付けられておりましたが、その価格は先の”クランク変更前2013年モデル”と比べて¥15,750の値上げがアナウンスされておりました。つまり、レギュラー/オーダーの価格差が¥5,250と縮まってしまいました。

為替など諸経費を考慮すると、その値上げ幅は適正なのかもしれませんが、2012年モデルのレギュラー/オーダーの価格差は¥10,500でしたので、「あれれ?」となった私。輸入代理店へその理由などを問い合わせておりました。値上げ幅が¥15,750ですので、今回の変更となるクランク一式の単品部品価格設定によっては、”クランク変更前2013年モデル”を購入いただいたほうがお得かもしれませんし、次回入荷の最新仕様の入荷をお待ちいただいたほうがよいかもしれませんよね、ということ。と同時に、なぜレギュラー/オーダーの価格差が小さくなったのか、です。

今回の件については、実際の売り上げに大きく影響するところでしたので、輸入代理店からの正式回答を待っておりましたが、先日連絡があり、このように改定、最終決定したとのことです。

◎2013年Brompton レギュラーカラーモデル

<3/18アナウンス時> <最終決定価格>

・M3L:¥162,750 → ¥157,500
・M6L:¥177,450 → ¥172,200
・S2L:¥156,450 → ¥151,200
・S6L:¥177,450 → ¥172,200

結果として、5月入荷分以降はレギュラー/オーダーいずれも¥10,500の値上げ、という形となりました。

当初のアナウンスと比べて、1台あたり¥5,250の値下げですから、1年間の入荷台数から考えますと、相当な減益であることは間違いないことと思います。価格にかかわるところですので、私だけが声をあげたとは思えませんが、それでも、結果としてお客様に喜んでいただける方向への改定、この円安の状況の中、大きな評価ができる、柔軟なすばらしい判断であると思います。

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