さて、既に帰国後の営業を始めておりますが、渡英研修旅行の続きです。
サイクルテックIKDの吉田さまのご提案で、キャナルと呼ばれる水路沿いの道で、ロンドン中心部へ戻っていくことにいたしました。キャナルボートと呼ばれる独特な幅の狭い船舶が停泊していたり、高速道路を水路が越えていたり(!)と変化に富んだ道路。一部未舗装路があったりしておりますが、とても走りやすく、ジョギングしている方や、自転車通勤にも使われていたりするようです。
正直に申しげると、あまりにも快適で心地よい走りが続いたため、停車してカメラを取り出したのはこの2枚、という、、、(笑)。
そのまま、前日に降り立ったパディントン駅の北側を抜け、更に進みましたがお目当てのショップ営業時間を考慮して、Tubeでの輪行へ進路変更。吉田さまとは駅で別れて、小田さまと一緒にロンドン交通博物館へ向かいます。ここで子どもたちからのリクエストお土産を購入して、ホテルまで自走にて戻ります。
途中、妻が気に入っているブランドのショップを発見しましたので、こちらでもお土産を購入。喜んでくれると良いのですが。
何度も道に迷いつつ、何とかホテルまで戻りました。今晩がロンドンでの最後の夜、小田さまと一緒に、ホテルからほど近いレストランまで歩いて行き、夕食ともに軽く一杯飲んでから就寝いたしました。
翌朝はいよいよ帰国。タクシーでヒースロー空港まで移動。機内では名残を惜しんでジントニックを。すぐに時差ボケ防止のためにガッツリ睡眠!11時間強のフライトの間、ずーっと寝ておりました(笑)。成田空港から品川までは京浜急行、品川からは新幹線で新大阪まで。新大阪からは自走にて当店へ戻りました。
最後は駆け足での記事となりましたが、今回の研修旅行では、Bromptonの品質に対しての徹底ぶりに改めて驚かされました。先にも記しましたが、ヒンジピンの交換作業が可能にするために、専用工具とオーバーサイズピンの設定があること、工場で見せていただいた、数々の破損事例とその原因たち。純正部品の考え抜かれた設計思想。
ここ数年の世界的なBrompton人気、多数のサードパーティ製カスタムパーツが多数発売されておりますが、精度の高いフレームに対しての影響を考慮すると、フレームへ直接組み付ける部品については、お勧めしづらいな、、、というのが今の正直な考えです。
良い自転車であるからこそ、現在の人気があることは十分存じております。そして、その性能をより向上させたい、という気持ちは否定いたしません。しかしながら、折角ご購入下さった大切な愛車を末長くお使いいただきたい、という考えの下、Brompton社と輸入代理店、販売店の3者が、一丸となってサポートする体制を整える、という目標へ向かいつつあります。お客さまにとっての最善とは何か?を考えるとても良い機会となりました。
最後になりましたが、このような素晴らしい研修旅行に参加できたことを、とても嬉しく思っております。Brompton社の皆さま、ミズタニ自転車の皆さま、ご同行してくださった各ショップのみなさま、誠にありがとうございました!