Harry Quinn Premium6 チェックしてみました。

つい先日のことですが、お客さまとの話題に上った、Harry Quinnの自転車たち。特に、パナソニックのトレンクルへの対抗馬として気になる存在のPremium6。14インチホイールのチタンフレームを用いた超軽量モデルです。輸入代理店さまのご厚意にて、サンプル車両を徹底チェックいたしましたよ。

左】チタンフレームの各部にはレーザーマーキングによるロゴが。パイプ自体はヘアライン仕上げですが、クリア塗装がなされております。無塗装のほうがチタンらしいと思うのですが。

中】ハンドルステム根元の折りたたみ関節部分。DAHONの車体とよく似た形状ですが、少しずつ異なっておりますね。締め付け具合の調整は容易です。

右】ちょっとわかりづらい画像ですが、シートポストには溝が彫り込まれており、サドルの向きを気にせずに上下させることができます。フレーム内部には真鍮製のシムがあり、溝に合わせた突起があります。シートクランプ下にはシリアルナンバーが。今回は50台の生産とのことですよ。

左】フロントホイールは74mm幅、シールドベアリング仕様、ボルト固定ですっきりとしたハブが好印象です。通常より太い13番のステンレススポークでしっかりと組まれております。

中】リアホイールは左右非対称のスポーク組み。駆動側はクロス組み。こちらはちょっとアレンジしたいところかな?

右】アーム部の肉抜きが格好良い、アルミ切削製のクランクは41Tチェーンリング+ギアカバー。チェーンラインの具合とBBの規格、各部の寸法などを確認しつつブツブツと独り言。ああしてこうして、、、これ以上大きなギアは干渉が気になるところですが。

ペダルとスタンドを装備した状態で実測7.4㎏(!)。チタンフレームの超軽量折りたたみ自転車、という意欲的な製品ではありますが、まだまだ新しいブランドゆえに、マニアックな目線で見た際には色々と気になる箇所もございました。サンプル車両に乗ってみましたが、アルミ製のAL-FDB140(こちらはDAHON製です)とは異なる印象の軽さ。部品供給やアフターの点も含めて、今後に期待ですね。

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