常連さまからのご依頼。M5社のリカンベント、ショックプルーフのホイールから、どうも異音がするとのこと。前後とも18穴(!)という専用リムが変形しており、スポークが撓んだ際にペキペキという感じの音がしている様子。とはいえ、451サイズ・18穴のリムは入手できなさそう。今後のことを考慮すると、入手の容易な製品へ置き換えておきたい。
調べてみますと、ALEX社のR390に24穴がありました。アイレットも装備しておりますので、比較的スポークテンションを上げることができそう。後輪はハブを変更すれば問題なし。ということで、純正のフロントハブを参考に、24穴の専用フロントハブを製作開始です。
仕様としては、A7075の無垢材からの削り出し。スポーク穴は5軸制御MCを用いて、ストレートスポークがきっちりとリムセンターへ向くように角度をつけています。純正フロントハブとベアリングは同一寸法ですので、専用シャフトは転用可能。Made in Osakaです。
採算を考えると、とんでもなく赤字になる可能性もありますが、同じ車体をお持ちの方全体、世界レベルで考えたときに、リム入手が容易になることで、ごくごく小さな救世主になるかも?という淡い期待を抱えて、頑張ってみます。
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