本日の作業です。友人でもあるお客さまからのご依頼で、NINERのSIR9というクロモリ製MTBを組み立ていたしました。本来は29インチホイールのフレームですが、27.5×2.6インチといういわゆるセミファットとして部品選定を行いました。
せっかくですので、品質の高いホイールや駆動系、ブレーキやヘッドパーツなど、要所を押さえつつ、安価な部品とをうまく組み合わせ、全体的なコストを抑えること、楽しめる乗り味となるような選定を行いました。
基本的な駆動系は最新のシマノXTによる1×12スピード。BBと前後ハブはイギリス製のHOPEを使用。落ち着いたカラーリングのフレームですので、メリハリのあるカラーを選定。回転性能と精度は高いものですので、良い製品をセレクトいたしました。ブレーキはマグラ。
リムはSunringle、タイヤはシュワルベのもの。STANZの製品でチューブレス化済みです。ヘッドパーツはクリスキング、フロントフォークはサルサです。ちょっと古い製品ゆえにF100/R135mmですから、DT SWISSのRWSスキュワーでしっかりとホイールを固定するように配慮してみました。操作も簡便でおすすめですよ。
ちょっと試乗させていただいた感じでは、トレイルをゆったりと流すときなどに良さそうな印象。適度なクッション性を持ちつつも反応の良い車体。サスペンションを持たない分、ダイレクトな乗り味が楽しめそうです。この度はありがとうございました！
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