先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、BromptonのM6Rをオーバーホールいたしました。ほぼフレーム単体まで分解しての大掛かりな整備作業を行いましたが、その分シャキっとした乗り味になりましたよ。
シートスリーブとリアヒンジを交換。お持ち込みの段階ではシートスリーブの摩耗が大きく、十分な固定がなされない状態でしたが、もちろん交換後は問題ございません。過去の記事もご参照くださいませ→こちら
リアヒンジもガタが非常に大きく、交換を行いました。リアバックの拡がりが懸念されましたが、大事には至らず、ほっと一安心です。リアヒンジ交換の過去記事はこちら
ヘッドセットは状態が良く、固着していたグリスを入れ替え。フロントにはハブダイナモが装備されておりますが、折りたたみの際に折れ曲がる部分の配線保護チューブが破れてしまっていたので交換。断線を未然に防ぎます。
今回の車体は2007年製。前職のLORO大阪勤務時代に販売させていただいたものです。SACHS製の内装3段は現行品よりも若干クロスしたギア比とメンテナンス性の高さで、個人的には好きな製品。スチール製のハブボディですので、コンパクトにまとまっています。そのため、現行品とはスポーク長が異なります。内部のグリスと鉄粉が固着しておりましたので、完全に分解して洗浄後、組み立てなおしました。
上記以外には、全てのワイヤーとブレーキシュー、チェーンとリアスプロケットを交換、ブレーキキャリパーも戻りが渋く洗浄を行いました。今回のオーバーホールで本来の乗り味を取り戻せたことと思います。またバリバリとお使いくださいませ。ありがとうございました!
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