プロジェクト#9 スポーツ車としてのBrompton【6】。

昨日は定休日。前回ご紹介のクランクをパッと組み付けて、早速10数キロですが走ってまいりました。既存のチェーンリング50T・クランク長170mmから、46T・175mmへ変更です。外装3段変速のままで、どこまでオフロードサイクリングへ適応させることができるのか?という検証です。

使用したものはRACEFACEのATLAS。エッジの効いた形状が以前のMTBブーム時代を連想させてくれます。既にエッジ部分のアルマイトがこすれておりますが(笑)それもご愛敬。チェーンリングはEASTONの46T。小径車でありますし、オフロードでのチェーン脱落防止や、タイヤのトラクション感覚を考えますと、個人的には楕円ギアは相性が良くないと判断し、真円ギアをセレクト。50T→46Tへギア比を落としつつ、クランク長も+5mmとし、トルクをかけやすい構成としています。

30mmスピンドル軸で剛性の高いクランクですし、少しでも円滑な回転性能を期待してChrisKingと組み合わせました。MTBクランクですのでどうしてもチェーンラインと左右ペダル間隔が広がってしまっておりますが、折りたたみには全く支障ない範囲。これらが気になるようでしたら、また別の方法を考えることにいたしましょう。

乗ってみた感想としては、フロント46Tである程度の巡航性能は保ちつつ、これまでよりも上り坂がスイスイ行くことができる感覚です。クランク長を伸ばしたのが功を奏しているのでしょう。これまでもそうですが、ただ安易に高性能と言われている部品をポン付けしてしまうのでなく、しっかりと検証しながら、Bromptonの狭いカスタマイズ範囲内で、どこまで自分の趣味・趣向に近づけることができるのか?この試行錯誤ですら、楽しむ余裕を持っておきたいものです。

※2月の予定はこちら → こちら
※2/22時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※Votani ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こちら