2002年製 Brompton メンテナンス作業を行いました。

先日の作業です。前職以来長いお付き合いのお客さまのBrompton、ペダルを逆回転させるとチェーンがたるんでしまうということで入庫いたしました。以前に追加したフロントディレーラーも不調とのことで、同時に修理です。

逆回転時の回転が非常に重く、内装3段ハブを分解してみますと、内部のグリスが固着してしまっておりましたので、一旦完全に分解してから洗浄、再組立てを行いました。今となっては懐かしいとさえ感じる、SACHS製の内装3段ハブ。現在のスターメーアーチャー製品とは異なる駆動音とフリー音です。コンパクトにまとまっているボディはスチール製ですが、非常にシンプルで故障知らず、駆動効率が良く走行は軽やかです。

この車体は2002年製ですので、現在とは異なりメインフレームは外側からのロウ付けがなされており、ホイールベースもちょっと短いのです。とは言え、ワイヤー長さが異なるだけで、現行の部品が転用できるのは流石です。

このテールランプとボトルダイナモも懐かしい形状の製品。ご覧になったことのある方はどのくらいおられるでしょう?発電量に応じて点灯するLEDの数が変化します。リア側が断線していたので、はんだ付けにて修理いたしました。

フロントディレーラーは調整で問題なく動作するようになりました。当時、オリジナルのフロントディレーラー台座を限定販売したのを記憶しております。これからも大切にしてくださることと思います。ありがとうございました!

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