昨日の定休日。先般の東京遠征以来、久しぶりのちょっとサイクリングへ行ってまいりました。日本史上最古の道、日本現存最古の道として知られる山の辺の道。まずはスパッと近鉄奈良駅まで輪行。列車内でダウンロードしたマップ(こちら)をiPhoneへ表示させてスタートですが、寺社内は自転車を押して歩きます。
新薬師寺、春日大社をまさにテクテクと歩いて進みます。
まだ紅葉はボチボチといった印象ですが、見どころは沢山あります。切り株の苔が見事でした。
鳥居のわきからは乗ることができそう、ということで早速ダートを進むと、数百メートルで舗装路へ出ます。基本的には木製の道標が点在しており、マップと照らし合わせて進めば、比較的スムーズに進むことができます。
途中には古い石造りの道標が残されております。じっくりと眺めていると、なんとなく読めてくるのが不思議です。沿道には今頃の時期ならではでしょうけれども、柿の木に鈴なりに実がなっています。
道標だけでなく、行程の案内板も豊富です。今回はお昼ごろから走り出しましたので、それなりなペースで走っておりましたので、あまりじっくりと見ることができておりませんでしたが、それはそれで気持ちの良いものです。また、猪や鹿の侵入を防ぐためのゲートが点在しておりますので、通行後はきっちりと閉じておくことが必須です。万葉集の歌碑も設置されており、とても楽しいものです。
スイッチバックを折り返すと、これまでの風景が一望できるポイントがあったり。
小橋を渡るところで、色鮮やかな紅葉を写真に収めたり。苔むした石段を担いで登ったり。
途中で発見した道標。「右 八尾 平野/左 柏原 ※不明」との記載。なぜこんなところにあるのでしょうね?不思議です。誰かご存じではないでしょうか。この後、この日の夕食を調達するよう伝令が届いたので、天理駅近くの「手作り厨房 天」さまへ行ってみましたが、現在休業とのことで残念!また今度にしましょう。
そして、天理教教会本部。毎回来るたびに思いますが、荘厳でありながらどこか親しみやすい空気を感じます。
マップに沿ってグイグイと進みますが、非常に気持ち良い道です。やはり伝統ある古道だからでしょうか、結構な頻度でハイカーの方々とすれ違います。ほとんどの方が「小さな自転車ですごいね~」とおっしゃってくださいますが、Bromptonの走行性能をご存じではないようです(笑)。風景は小気味よく変化しますし、無人販売所がたくさんあり、まったく飽きませんね!今回はお財布の100円玉が尽きてしまいました(笑)。
年月を感じさせる幹の表情、つややかな柿の鮮やかな朱色とのコントラストが美しいですね。
歴史ある道ですから、沿道には寺社が本当にたくさんあります。一つ一つ見ていくととんでもない時間がかかりそうですが、今回はサイクリングを優先し、スイスイ走ります。途中にはおいしそうな草餅と柚子みその無人販売がありましたが、既に100円玉が枯渇しておりましたので、次のお楽しみにしましょう。
寺社だけでなく、古墳もちらほらあります。気持ちの良い風景です。このあたりでは15時を過ぎ、少しずつ日が傾いてきて、すすきを通してみる太陽、シルエットが美しいものですね。
かと思えば一面のグリーン!じっくり見てみると大根のようです。これからが旬ですね。
いよいよ日が傾いてきたので、ペースを上げて進みます。途中、石畳もありますが、ごく低速でしたら乗車可能と判断し進みましたが、慣れていない方は押して歩いた方が賢明です。可愛らしいお地蔵さんも心温まる思いです。
この画像、右側の竹林を抜けてきて、カーブの頂点部分から撮ったのですが、ちょうど日が差して美しかったです。この下には清流があり、水音がとても気持ちの良いものでした。
しばらく行くと伊勢街道との分岐。今度はそちら方面へ行ってみても良いかもしれませんね。後半はかなりのペースでしたので、画像は少なめですが、無事に桜井駅へ到着。ここから近くの精肉店でコロッケとトンカツ、牛かつを購入しミッションクリア。ちょうど学校帰りの高校生の皆さんと一緒になってしまいましたので、大和八木駅まで急行、そこからはご迷惑にならないように特急へ乗り換えて帰阪いたしました。
今回は約38㎞、獲得標高は約490mでした~。このコースは多少の起伏はありますが、Bromptonでも楽しく走行可能でした。個人的に非常におすすめです。
※11月の予定はこちら → こちら
※当店14周年ステッカー配布中です → こちら
※Barbour × Brompton ご予約受付中です → こちら
※11/19時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※Brompton DPM Print Luggage 発売中です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ → こちら