先日の作業です。お客さまよりお持ち込みのDAHON EEZZですが、ペダルを踏みこむと結構な異音がするとのことで入庫です。じっくりと乗車確認を行いましたところ、チェーンの伸びによりコグが摩耗し、チェーンが乗り上げそうになっている感じ+フレームの折りたたみ関節部のきしみ、という状況でした。
とは言え、2014年ごろのモデルですので、輸入元では部品は在庫なし。かろうじて後継モデルのEEZZ D3のホイールならあるとのことでしたが、シングルのほうがお好みとのことですので、関係各所へ問い合わせ、何とか新品の純正前後ハブを入手することができました。上の画像は新品との比較ですが、歯先がとがってしまっているのが見て取れます。もちろんチェーンも交換です。
ということでホイールを分解して組み換え。リムとスポークは再使用、ニップルは新品のSAPIM製へ交換。チェーンはシングル用として耐久性の高い、KMC Z1eHXのワイド仕様といたしましたが、、、標準品よりもほんの少し幅が広いようで、チェーンテンショナーへごくごくわずかに干渉いたしました。
シングルですのでチェーンラインを大きくずらすことができず、干渉箇所をフライス盤で切削。ボールエンドミルで急激な形状変化を避けてみました。
ということで干渉も解決(黄色の矢印)です。この度はありがとうございました!
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