先週の定休日、10/4【水】~5【木】、正確には火曜日の営業終了後から木曜日にかけて、東京は浜松町にて開催されました、DAHONの展示会へ参加、その後は定例の東海道サイクリングを楽しんでまいりました。もちろん、今回もサンライズエクスプレスでの上京です。
火曜日の閉店後、愛車のBromptonのBB異音の原因究明と対策を施し、チェーン洗浄と注油。今回はしっかりと走るつもりでしたので、念入りに点検いたしました。その後はこれまた定例の「一品料理かっぱ」まで自走して、ちょっと遅めの夕食をいただきました。相変わらずの旨さ!そして、目と鼻の先にあるJR野田駅まで徒歩、Bromptonを輪行いたします。
サンライズエクスプレスは、何度乗っても飽きませんね~。前回もそうだったのですが、外国人の方々もたくさんいらっしゃいました。今回は1か月前から予約しようとしていたのですが、どうしても空きが出ず、やむなく喫煙車の「シングルツイン」に乗車。これは上下段の2段別途で1室で、お子たちとの旅行ではこの部屋が必須です。そのため天井高が大きく、開放感の高いお部屋です。検札を済ませたら上段を格納。広々とした空間にいたしました。
とは言え、ちょうど真下には台車がある部分ですので、どうしても振動と走行音は大きめです。私の場合はむしろ好都合なのですが、一般の方々には「シングル」あるいは「ソロ」のほうがよろしいかと思います。
ということで15分ほど遅延があったものの、無事に東京駅へ到着。E257系との並びも新鮮な雰囲気。久しぶりに駅構内のお寿司でも、、と思ったのですが、既に2月に閉業なされていたようで、ちょっと残念。気を取り直して、駅構内に偶然見つけた喫茶店にてモーニングをいただきましたが、写真を撮り忘れる始末(笑)。
お腹もそれなりに、小雨の中浜松町の会場までBromptonで走ります。サッと到着して入場。ご挨拶もそこそこに、展示の車両を見て回ります。基本的にはカラー追加あるいは変更のモデルが多く、目新しさは少ないところです。Boardwalk D7、Speedfalcoは新色が追加されています。
会場で目を引いたのはK9XとK1。いずれもニューモデルですが、K9Xは既にK3プラスとして知られていたモデルをベースにDeltecを追加、ワイヤーはフレーム内蔵。16インチHEのホイールに機械式ディスクブレーキという組み合わせですが、16インチHEはタイヤの選択肢が非常に少ないことと、特殊な完組みホイールの耐久性が気になるところです。フレームおよびフロントフォークのクリアランスは大きそうですので、太いタイヤを履かせるカスタムが見えてまいりますが、幅の狭いリムと補修部品の供給状況がどうなるか?価格は¥135,300【税込み】。
続いてはK1。2024年モデルでは、Dove Plusは生産予定がないとのことで、実質的には後継機種と判断しても良いでしょう。K3に近似したフレームにシングルギアとちょっと幅広のリムとタイヤ(リム幅数値と単品での入手可否は確認中です)。メーカー標準状態でファットタイヤになっているのは大変好感が持てます。Doveと比べてホイールベースが伸びており、安定感の高い走りが期待できそう。標準では42×9Tのギア比ですが、フロントは53Tまでのクリアランスを確保されており、実際にはそこまで重いギアは不要かと思いますが、気遣いをうかがい知ることができます。カラーがシルバー/ブラックの1色なのは様子見なのでしょうか。重量は8㎏、¥88,000【税込み】です。
K3の新色。スペック上では変化なし。以前発売された水色とは異なりますよ。
昨年発表されたものの、やっと発売になるFu-Com。屋内展示場でしたので実際に乗車はできませんでしたが、気合の入った展示に意気込みを感じます。さて、じっくりと拝見。
左手元には電源スイッチと各種インジケーター、アシスト力の可変ボタン。右側は外装変速のグリップシフトです。
ハンドル部とは別に、シートポストバッテリ―の上端にメイン電源スイッチがあります。サドルを交換した場合には操作しづらくなりそうですので、サドル交換の際には要確認です。また、充電の際にはシートポストを車体から抜いてしまうので、下端から出ているカールコードの青いコネクタをコントロールユニットから取り外す必要があります。接続の際にはコネクタの向きに注意しなくてはならず、少々面倒に感じる方もいるかもしれません。
フロントフォークはスチール製。別売りオプションとしてフェンダーが用意なされるかは現時点では未定です。スタンドはチェーンステー上の専用台座にてしっかりと固定されています。コントロールユニットを避ける意味もあることと思いますが、車重のある車体ですので、安心感につながっています。
全体的には、既存車体をベースに、うまくまとめてくれているなという印象です。入荷は2024年春ごろの予定、量産車は若干の変更があるかもとのこと。価格は¥220,000【税込み】の予定。
ということで、ザザッとご紹介いたしましたが、やはり実物をじっくりと拝見することで、自分なりの視点で見ることができて、大変有意義ですね。普段お話しすることの少ない他店の方々とのやり取りも楽しく、勉強になりました。ありがとうございました。
ということで、会場を後にして、今回の宿泊地である浜松へ向います。翌朝からは恒例の東海道五十三次サイクリングの続きですので、早めに移動して英気を養っておかなくてはなりません!品川駅までパーッと移動。ちょっと遅めの昼食としてお弁当を購入。ビールが欲しくなるところですが、もう少し辛抱です。
ということで無事に到着。ホームから見えた看板の車両はなんか違和感を感じる仕上がり。鉄道にそれほど興味がなければスルーしてしまうところでしょう。列車内で事前に調べておきましたので、駅から近くの夏目商店さままで移動、名産の浜納豆を購入いたしました。お店の方も気さくに話してくださり、飴ちゃんをくださいました!ありがとうございました!
さてさて、この時点で16時前。まだ夕食までは時間があるし、遠州鉄道に乗るか?天竜浜名湖鉄道に乗るか?と逡巡しましたが、初めて浜松の地へ降り立ったことですし、駅周辺をぶらぶらしてみようと思い、iPhoneで地図を見てみますと、古書店が結構多いな、、、と目に止まりましたので、ちょっと思いつくままに散策。
3件ほど回ってみましたが、どのお店も特色があり、非常に楽しかったですね。浜松の郷土史が豊富なお店や、丁寧にジャンル分けがなされているお店、、、ここは鉄道関連が充実していて、誘惑に打ち勝つのが大変でした(笑)。面白そうな本を1冊購入。ご機嫌でぶらぶらします。
偶然通りかかった浜松城。薄暗くなってきましたが、歴史を感じさせる石垣が印象的でした。
宿泊先にBromptonと荷物をお預けして、カメラ片手にこの日の夕食どころを探してお散歩です。浜松駅は新幹線の駅と市街地が一体ですので、歴史ある建物と繁華街が一体となっていて、活気にあふれた印象。格安キップの看板は0系のイメージでしょうか?どことなくほほえましい顔と温かみのあるフォント、適度に崩した漢字がやさしさを感じます。
で、小一時間ほどぶらぶらして、独りホルモンを満喫。面白いシステムと豊富なメニュー、超絶コストパフォーマンス!でしたよ。
ある程度お腹も膨れたのですが、まだ20時前。もう少しこの風情ある街並みを、、とぶらぶらしていたところ、どうしても気になる佇まいのバーを発見。「銀屋」という屋号のこちら、緑に覆われたような間口にガラス扉。昔の喫茶店のような入り口のようですが、偶々扉が開け放たれていて、店内の雰囲気に惹かれて入店いたしました。
先客の女性とカウンター内のママさん。すでにこの地で45年以上やっておられるとのこと。お互いに自己紹介などの後で、手作りの餃子と地元産のお野菜といちじくのサラダをお出しくださいました。個人的にはいちじくはそこまで好きではなかったのですが、これは非常に瑞々しく、美味しい!と思えるものでした。
その後、常連のお客さまも合流し、素人なりにお好みをお伝えすると、色々なウイスキーを丁寧に説明してくださいました。「じゃあ、宮崎さんはこれなんかどうかしら?」といった感じで、人生の先輩方との楽しい時間、プロの接客と地元愛溢れる方々のおもてなしを堪能いたしました。いやーまた行きたい!で、ご満悦で宿泊先へ戻り、明日に備えたのでした。
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※10/13【金】~17【火】Brompton T Line 試乗会です → こちら
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