ちょっとサイクリングその56・阪急石橋阪大前駅~阪神深江駅

ちょっと前の定休日、ご近所のお客さまと一緒に、西国街道を走ってまいりました。以前にも阪急電鉄の石橋阪大前駅から東へ走ったことがありましたので(こちらこちら)、今回は西向きへ行ってみようということで。

で、いつものように街道サイクリングは道標のチェックを欠かさず行ってまいります。もちろん、雰囲気の良い建造物や橋など、時代を感じるものなら何でもOKなのですが、パチパチと撮影しながらペダルを踏んでいきます。阪急電鉄の踏切名はやっぱり西国街道なのですね。

事前に準備しておいたマップを参照しながらどんどん進みますと、河川敷に何やらフェンスで囲まれた石碑。芭蕉翁あゆみの地の碑・新建石橋碑とのことですが、管轄が異なるので占有許可が掲示されていました。なるほどね。JR宝塚線の踏切を渡り、しばらく行くと水路を渡ります。水車小屋もありましたが、この時は回っておりませんでした。

かなり急な伊丹坂を一気に登って、マップを頼りに道標を探しておりましたが、無くなってしまったのか!?コンクリートで埋められたような跡。しばらく探し回りましたが、どうやら関係はなかったようでした(笑)。そのすぐ先には有馬街道との追分。

小学校の前にも道標(画像左)があり、そのすぐ近くには道路元標(画像中)。西国街道に面した天神社参道を進むと、そのわきにも小さな小さな道標がありました(画像下)。昔の人々はこれを見て、それぞれの目的地へ進んでいったのでしょうね、、。横へ駐輪していた自転車と比べてみると、その小ささがお分かりいただけるかと思います。細長くて可愛らしいです。

昆陽寺の山門前にある常夜灯型道標。案内板に記されておりましたが、元々はすぐ近くの橋のたもとに立っていたものを移設なされたようです。道路開発に伴い、移設保存の意味合いもあるのでしょうね。

そんなこんなでお昼も過ぎ、どこで昼食にしようかと、雑談しながら進んでいると、明らかに国鉄特急色のお店。どう見てもクハ183ですよねえ。よく見てみると、特急の最初の停車駅は生ビール、次はタン塩(!)。これは面白いぞということで店内へ。もちろん、ノンアルコールで焼き肉を満喫。細かなディテールが盛りだくさんで、鉄道好きならニヤニヤしっぱなしでしょうね。

その後も道標チェックは進みます。慣れてきたもので、大きな道路で街道が分断されているような箇所でも、大体の道幅やうねり具合などで、大方の予想がつくようになってきました。時代を感じさせてくれる道筋同士が交差する箇所には、やはり道標があるようですね。

そんなこんなでチェックしつつのサイクリング。古い橋の欄干はコンクリート製ですが、その造作は素朴な形状であり、高さも低め。指先が方向を示す道標も素敵。

西宮胡神社にある常夜灯型道標。敷地の隅っこにありました。旅人はこの明かりが見えた時にほっとしたことでしょうね~。お地蔵様の横にも小さな道標、稲荷の杜への道標などをチェックしたころには日が傾いてきましたので、阪神深江駅のそばのたこ焼き屋さんでちょっと休憩ののち、輪行にて帰宅いたしました。この日の走行は約27.1㎞、獲得標高は121mでした~。

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