昨日の定休日。久しぶりにちょっとサイクリングへ出かけてまいりました。今回は長尾街道です。まずはJR堺市駅まで輪行、ちょうど駅南側の踏切から東へ向かいます。すぐ近くで発見した、指先で案内される道標は明治時代のものでした。
愛染院の大クスノキ。かなり大きく立派！道路も越えて、向かいの建物にも触れてしまいそう。堺市の保存樹だそうです。
地蔵尊の横を通り抜け、味わい深いフォントの不動産屋さんなど、適宜チェックしながら東進します。
島泉丸山古墳の横を通り抜けます。ほぼ直線的に東へ進んでいます。
ずっとまっすぐ進んできましたが、藤井寺付近で突き当たり。ここには道標があり、「右 いせ」の標示。流石に伊勢までは行くことはできませんが、重要な交差点だったのでしょう。そのまま進んでいくと、市野山古墳のすぐ手前に、道標を兼ねたお地蔵さんを発見。「左 ふぢいでら」でしょうか。
そのまま行くと、近鉄の道明寺線に突き当たりました。ここには珍しい個人宅専用踏切があるのは鉄道界隈では有名ですが、そろそろお昼という頃合いでしたので、ササっと検索してすぐ近くの食堂へ行くことに。
すぐ近くの常夜灯。すぐそばにヤマザキデイリーストアがあり、以前お子たちとサイダーを買った記憶があったのですが、更地になってしまっておりました、、、Googleマップでは見ることができましたが、時間の経過を感じます。
元々、近鉄道明寺線は旧国鉄時代には貨物輸送があり、その名残で現在でもJR柏原駅では同一ホーム上での乗りかえが可能です。ちょっと珍しい保線車両も撮影し、無事に「食堂佐市」さまへ到着。
3種の選べるランチのうち、塩鯖定食を選択。藻塩を使っているとのことで、とても美味しく頂きました。お味噌汁も小鉢も絶品。これで￥1,200は安いですね。ごちそうさまでした！
で、昼食を終えて長尾街道へ復帰するために石川を越えようとしたところで、道端に某銀行の預金通帳が落ちているのを発見！落とした方は困っているでしょうから、記載のあった銀行支店へ届けてから再復帰。お役に立つことができて良かった～。
柏原市に入り、じわじわとアップダウンが続きます。長尾街道は穴虫峠を越えるルートのようですが、それとは別に関屋越えというルートもあるようで、今回はあえて関谷越えへチャレンジしてみることに。と決めてはみたものの、かなりの急坂が続きます。葡萄畑の前で小休止。
若干の後悔を感じながらギシギシと登っていきます。少しずつ遠景の建物が小さくなっているのがおわかりでしょうか。そしてついに未舗装路へ突入。流石にここまで荒れていると乗車不可。押して進みます。
ほとんどを押したり担いだりで、関屋地蔵へ到着。まだまだ登ります。
山間部を押して進みます。もはや修行の様相です。枝が絡まったり、前輪が穴にはまり込んで前転したりしましたが、MTBで慣れているので問題なし。
朝はウインドブレーカーを羽織っていましたが、この時点で半袖Tシャツ一枚でも汗だくです（笑）。峠のピーク付近では木津川の対岸を走るJR大和路線の221系が見えました。このあたりからは国分寺境内地との標示。下界はもうすぐです。
無事に下山。辨天橋（べんてんばし）を渡ると、以前にも走ったことのある龍田古道です。走りなれた道ですので、ここからは結構なペースで走行可能。途中、石道標をチェックしたら、そのまま一気にJR柏原駅まで移動。駅前のお店でちょっと休憩してから、近鉄堅下駅から輪行にて帰宅いたしました。今回の走行は約27.6㎞、獲得標高は266mでした～。次回はきっちりと穴虫ルートへチャレンジしようと思います！
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