1/18-20 サイクルパーツ合同展示会+αでした。②

続きです。浅草の会場からは次の予定のため、一旦Bromptonを展開して、地下鉄銀座線の浅草駅から輪行にて移動です。浅草→神田→新宿と移動。E353系は初めて見ましたが、流麗な車体が格好良い!そのまま小田急の新宿駅へ。

今回の遠征に際して、サイクルパーツ合同展示会が主目的なのは当然ですが、3月12日のダイヤ改正で引退する、小田急ロマンスカーVSEへ乗車しておきたかった!というのも重要な理由です。伝統の展望席と連接車体を併せ持つ、デザイン・技術の両面が伴ったこの車両がとても好きなのです。やはりコロナ禍での観光需要激減から、維持・存続が難しくなってしまったことと、主要機器更新のタイミングが重なってしまったとのことです。

引退が発表なされたせいか、ホームには多数の方々が撮影に訪れていて、その高い人気がうかがえます。お子たちから頼まれていたVSEグッズを購入し、撮影もそこそこに乗り込みます。この車両ならではの機構、連接車体+車体傾斜装置部分もパチリ。フラッグシップ車ならではの熱意を感じます。ブルーリボン賞の受賞も納得。


乗車したのは先頭の1号車。さすがに展望席は予約で埋まっておりましたので、4列目の山側でしたが、それでも非常の大きな窓による展望は流石。運転席を2階部分へ設けたことで、前面展望を満喫できる広い視界を確保しています。高いアーチ形状の天井による解放感も抜群で、これから箱根への道程で少しずつ変化する車窓とともに、気持ちの高まりを感じます。

平日の日中でしたが、同胞と思われる乗客のみなさん。カメラを構える人、走行音を録音している人、ビデオカメラを設置している人、子ども連れのお父さん、、、私を含めて、みんな好きなんですね。いや、程度の差はあれども、この列車はそうなってしまうものなのでしょう。

約1時間半の乗車でしたが、全面展望と車窓、連接車体ならではのジョイント音、固めながらゆったりとくつろげるシートの乗り心地、ロマンスカーならではのミュージックホーンなど、この車両を体感し、とても有意義な時間。本当にあっという間でした。

箱根湯本駅へ到着。ここでもたくさんの人々がVSEへカメラを向けていました。箱根観光へのフラッグシップ車としてデビューし、観光需要の激減に振り回された美しい車両。まさに美人薄命、という形容詞がしっくりくるのが大変残念ではあります。名残惜しいところですが、折り返しの出発を見送って、ここからは箱根登山鉄道へ乗り換え、強羅まで登ります。

やってきたのは箱根登山鉄道の1000型。中学生の時にNゲージを購入しようか迷った車両です(笑)。デビュー当時のカラーリングにリニューアルなされているのが嬉しいものです。それなりに混雑しておりましたので、これ以上の撮影はやめておきました。

で、途中3回のスイッチバックを繰り返し、40分ほどで終点の強羅駅へ到着。(以前の乗車記はこちら)雪がちらちらと舞っていて、標高の高さを感じます。空気も下界とは違って、ピリッとした冷たさ。ここでBromptonを展開して、すぐ近くに予約していたホテルへ移動です。

今回のお宿は「箱根ゆとわ」さま。ずっと以前から気になっていたところなのですが、元々はとある会社の保養施設だった建造物をリノベーションなされたそうで、いわゆるホテルとは大きく異なる施設。建物内には図書館スペースがあります。

当初は近隣で夕食を済ませようと考えていたのですが、臨時休業されているところが思いのほか多く、フロントで尋ねましたところ、「予約がなくても本日はご用意可能ですよ」とご提案下さり、非常に豪華な夕食を楽しみました。

その後は大浴場でさっぱりと汗を流して、フリードリンクとともに図書スペースで本日の復習。箱根にまつわる蔵書もたくさんあり、一日だけの滞在ではもったいないくらい。お部屋もご厚意でグレードアップしてくださいましたが、ずーっとここで読書をしたせいで、お部屋は寝るときに帰っただけでした(笑)。しかしながら、羽毛とそば殻の2種類の枕があったり、お部屋の隅々まで気遣いが行き届いており、「ほ~」「へ~」と感心しきりでした。ふかふかのあたたかなベッドへ突入し、ほどなく眠りにつくことができました。

続きます~。

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