恒例のちょっとサイクリング。今回はお客さまより教えていただいた、孝子越街道をBromptonでぶらっと走破してみることに。南海電鉄の泉佐野駅からちょっと北上し、旧紀州街道との分岐点からスタートです。石碑には「左 紀州 わか山」「右 大川 あわしま」の文字。途中にはスポークの星工業さまもありましたよ。
住宅街の中をずんずんと進んでまいりますと、天幕式のアーケードが懐かしい商店街。その終わりには銀行だったであろう重厚な雰囲気の建物。田尻町へ入ってすぐのところにある歴史館「愛らんどハウス」現在は工事中でしたのでまたの機会にして、引き続き進みます。
泉州玉葱栽培の祖碑とそのすぐ横にあった、年季の入った案内標識。街道にはところどころ石碑が残されており、チェックポイントのように眺めては進んでいきます。この石碑は調べてみたところ、天保年間のもののようです。「左 紀州 いせきごえ」「すぐ 大川 かだ」と読めるかな。
阪南市に入りました。今回は事前に調べたルートをたどっておりますが、ほぼ府道250号線をトレースする格好ですので、GPSを頼りに進めばそれほど間違いなさそうです。これらの「孝子越街道」と彫られた石碑は明治時代に建立されたもののようです。
ずっと進んで、みさき公園駅を過ぎ、南海電鉄と並走し始まると孝子駅。ちょうど2000系が到着したところ。踏切を渡っていよいよ峠越えです。
孝子観音への道しるべを見学してから、しばらく登るとピーク地点。いよいよ和歌山県へ突入しました。ここからはしばらく下り坂ですので、グングンとスピードが上がります。撮影しておりませんでしたが、すぐに和歌山大学前駅があり、調べた資料では山道を進めそうだったのですが、あいにく工事中でしたので引き返すことに。そして前輪がパンク。小さなトゲが刺さっておりましたのでさっとチューブ交換です。
今回の目的の一つ、河西橋(かせいばし)。元々は南海鉄道加太線の紀ノ川橋梁だったのですが、1950年のジェーン台風により橋脚が破損、休止を経て廃線になったものです。そのうちの1基は傾いたまま残されているとのこと。老朽化により、2025年には架け替えが完了するとのことで、それまでに見ておきたかったのです。時代を感じさせるレンガ積みの橋脚が格好良いのです。
その後は和歌山市駅で入れ換え作業をちょっと眺めてから、通りがかりの酒屋さんではオールドダホンを発見!お店の方としばらくお話ししてから日本酒を購入。市内の中心部は古いながらも凝った作りの建物が多く、ついキョロキョロしてしまいます。
で、やはり気になったのがこちらの市堀川に架かる中橋。どうも鉄道橋っぽさが匂うなと思って調べてみましたら、東海道本線の桂川橋梁を転用したものとのこと!以前のちょっとサイクリングで通ったところですね。自らのセンサ―にちょっと感心してしまいました(笑)。
ということで無事にゴール。途中、道に迷ったり引き返したりもありましたが、この後はJR和歌山駅で懐鉄入場券を購入してから、南海電鉄の和歌山市駅まで引き返します。さっき通りがかった鶏焼肉のお店でちょっと遅い昼食を済ませてから、特急サザンにて帰阪いたしました~。
今回の走行はなんだかんだで約55㎞、獲得標高は399mでした。
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