先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、DAHONのDASH P8のホイールを交換いたしました。ただ単純なカスタマイズではなく、直近の修理だけでなく、今後の部品調達を考慮した部品選定でした。
元々は長年のブレーキングによるリムの摩耗に対して、リム交換ご依頼でした。しかしながら、基本的には輸入元からは前後ホイール組み立て品での手配しかなく、しかも在庫なし、納期未定でした。
ということで使用可能なリムを探しましたところ、20/28穴で同じ製品が入手できず、24/28穴でしたら入手できるぞ！ということで24穴のRIDEAのハブを使用。せっかくなのでゴールドを選択しアクセントといたしました。
リアは本来28穴。上に記したようにリムは入手可能でしたが、純正のリアハブも流用するにはそれなりに消耗しておりましたので、ハブも交換いたしましょう、ということになりましたが、使用可能なFH-RS300は2月末、より上位の製品（FH-RS400）も2月下旬の入荷予定という状況。日々の通勤にお使いとのことですので、当店の在庫として持っていた、FH-RS400の36穴を24穴のリムにて組み立ていたしました。
以前にも行いましたが、36穴ハブと24穴リムはうまくスポーク長さを選定すれば、きっちりと対称に組み上げることができます。両方クロス組にしている製品もありますが、ほんの少しねじれてしまいますので、当店ではこのように組んでおります。ちょうどクロスしている交点にラジアル組のスポークが重なっています。
結果として、今後の交換は24穴のリムさえ入手できれば良いですね。この度はありがとうございました！
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