先日の作業です。DAHONのVisc EVOにお乗りのお客さまより、「ハンドルの動きが重い」とのことでお持ち込みくださいました。前日までは普通に動いていたとのことですが、朝から動きが重いとのこと。実際に動かしてみると確かに重いのです。事故等で衝撃を与えたわけではないようですので、急激な冷え込みで内部グリスの粘度が変化したのではないかと考え、お湯で温めたウエスをヘッドへ巻き付け、しばらく置いてみるとスムーズに！
ということで、一旦車体より取り外し、分解して温度変化に対処したグリスへ入れ替えいたしました。こうやって書いてみるとそれだけなのですが、ふと思い立って在庫のDAHON用ヘッドパーツを見てみると、
しっかりと動作が硬くなっておりました。
これはすぐに使う予定もございませんので、組み込み時にグリスを入れ替えることといたしましょう。経年による劣化もあるでしょうけれども、こんなことがあるのですね。良い勉強になりました。
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