Brompton 内装3段ハブの修理でした。

本日の作業です。お客さまご愛用のBromptonなのですが、走行中に異音がした後に3段目へ変速が入らず、ガタガタっと大きな音がするようになってしまったとのこと。現車の状態や症状から、内装3段ハブの内部で異常が発生していると推察できましたので、分解修理を行いました。

分解した結果、ギアリング内側の爪が割れてしまっており、その破片がハブ内部で悪事を働いていたようでした。上の画像はインジケーターチェーンと爪。いずれも上側が交換前、下側が新品です。チェーンは滑らかに動かなくなっているため、ボードから浮いてカクカクとしているのが見て取れます。

その経緯としては、、、
①インジケーターの摩耗により、変速がスムーズに切り替わらなくなる。
②そのため、2→3および3→2の変速時に、どちらともつかない状態になってしまっていた。
③ギアリング内部の爪が破損、破片で後輪のフリーがロックしてしまった。
④分解し内部を洗浄、必要部品を交換→イマココ

今回の事例では、たまたま部品取り用の内装ハブを在庫しておりましたので、比較的安価に修理作業を終えることができましたが、現在、Brompton純正の内装3段ハブは単体供給はございませんので、後輪一式での手配となってしまいますし、スターメーアーチャー社の輸入元でも内部部品は在庫なされていないようですので、部品手配にはかなりの期間を要してしまうことと思います。

「あれっ?」という感覚があれば、当店に限らず、お早めに自転車店へご相談ください。不安の解消という意味でも、お気軽にお持ち込みくださいませ。人間と違って、自然に治ってしまうことはございません。

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