先日の作業です。他店ご購入のBromptonの全体点検と対処をご依頼いただきました。著しい消耗はなかったのですが、状態確認から細かな調整、必要に応じたリフレッシュ作業とともに、ChrisKingのヘッドパーツへ交換を行いました。
大きな負荷をかけての走行はほとんどなかったようで、駆動系の消耗はまだまだ許容範囲でした。そのため、チェーンとスプロケット、チェーンリングとテンショナーは車体から降ろして洗浄。適宜注油してOKでした。あわせて、ガタが出ていたリアハブの調整と振れ取り作業を実施。写っておりませんが、消耗していた前タイヤを交換。
お客さまのご希望で、ChrisKingのヘッドパーツへ交換。純正のヘッドパーツと比べて、スムーズな動作と耐久性の高さは流石。すでに定番ではありますが、現在の価格（￥35,640税込み）ではおいそれと組み込みしづらいところ。コストパフォーマンスを考えると TANGE FL270Cも候補ですが、耐久性重視、かつメンテナンス頻度を減らしたい方にはこちらの方がおすすめです。
今回の事例では、お持ち込みの時点でCATEYE製品を流用したと思しきライトステーが組み付けなされておりましたが、ヘッドパーツ下ワンとのクリアランスがほとんどない上に、ワッシャーを複数枚追加されていたため、ブレーキキャリパーの固定ナットがほとんどかかっていない状態でした。当然、十分な固定がなされておらず、グラグラとした状態。
今回、より外径が大きいChrisKingのヘッドパーツへ交換、完全に当たってしまいましたので、スペーサーを用意し追加、ブレーキキャリパー固定ナットも十分に長さのあるものへ交換いたしました。このたびは当店へのご依頼、誠にありがとうございました！
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