TW Brompton 後輪修理作業などを行いました。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、台湾製Bromptonの修理作業を行いました。インジケーターチェーンの先端が折れてしまい、内部に残ってしまっているとのことでお持ち込みくださいました(過去の事例はこちら)。それ以外にも、これを機に手を打っておきたい箇所たちも同時に施工いたしました。
ということで後輪を降ろすと、スプロケットとガードディスクの組み付けがちょっと??という状態。サークリップがきっちりと掛かっておらず、フリーボディへスプロケットが食い込んでおりました。適切な部品での作業がなされていなかったようで、まずは現状の把握からスタートです。台湾製Bromptonの車体へUK製Brompton用の内装3段ハブ(アルミシェル)が組み込まれておりますが、内装ハブとガードディスクの組み合わせが異なっており、ロックワッシャーが欠品、片側のハブナットは舐めてしまっておりました。ここでは詳細を記しませんが、これらを適正化しつつ、ハブを分解し破片を取り出します。

問題なく摘出後、内部を適宜グリスアップしながら再組立て。


その後、台湾製BromptonとUK製Bromptonではエンド幅が異なりますので、現車の実測値へあわせて専用ワッシャを追加。それへあわせてリムセンターを調整の上、上記のロックワッシャーの追加、ハブナットの交換、チェーンラインを調整して後輪はOKです。これらとは別に、すべてのワイヤーの取り回しを適正化、シフトインナーの交換を行っております。

今後はご自身でメンテナンスを楽しまれるご予定とのことですので、当店での作業はこれにて終了。この度はありがとうございました。

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※5/18
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※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ  → こち
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