しばらく更新が空きましたが、おかげさまで忙しくさせていただいております。先日から始めたプロジェクト#12、Bromptonのレストア作業。沢山のお客さまよりご好評をいただいております。前回は現状把握を含めたご紹介記事でしたが、今回はほぼ分解作業を終えて、フレームの各関節部分の状態などを確認いたしました。
実際に分解作業を行いつつ、各部の錆具合をチェックしておりましたが、想像していたよりは塗装状態は良かったので、まずは一安心というところ。リアヒンジは問題なかったものの、ステムヒンジとメインフレームヒンジは動きが少し渋い状態でしたので、潤滑剤を浸透させて様子見です。
フロントフォークも問題なし。ヘッドパーツは上下ワンともに錆が著しいので、純正新品へ交換する予定です。
ステムもきれいに洗浄いたしました。先に記したように、関節には潤滑油を浸透させておきますが、軸部の状態によってはヒンジスピンドルの交換が必要になるかもしれません。ハンドルバーは旧型のMハンドルでしたので、現行品へ入れ替えるか？この雰囲気を生かすか？こうやって考えているのも楽しいものです。
フレーム右側は問題なかったものの、左側のデカール表面が劣化しておりましたので、これは貼り替えることにいたしましょう。今回はここまで。現行とは異なる少し古いBromptonですから、大きく機能、外観を損ねるような変更は行わず、基本的には純正状態を復元するように進めてまいります。
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