Bromoton シート周辺の修理作業です。

201305201

本日の作業は、常連様のBrompton。シートポストの動きが悪くなってしまっていたとのことで、状態を確認しましたところ、シートポストがごくわずかながら曲がってしまっておりましたので、シートポストシムおよびシートポストを交換いたしました。

Bromptonは構造上、一般的な自転車とは異なり、シートポストを頻繁に上下させるために、シートチューブには樹脂製のシートポストシムが組み付けられております。もちろん、シム自体は部品として調達可能なのですが、シム自体はリーマーでの修正を前提の寸法(肉厚)になっており、交換時には修正を要します。これは2011年のBrompton工場視察の際にエンジニアの方からお教えいただいており、シム交換の実作業も見せていただきました。古いシムの取り外し方法、組み付け時の注意点、特に接着方法とリーマーによる修正作業時のコツなど。

かなり乗り込んでおられる車体であること、クイックレバーを非純正品に交換されていることなどから、リーマー修正は僅かにとどめております。動き自体はかなり改善されておりますが、固定力不足になってしまっては元も子もありません。これでしばらく様子を見ていただくことといたします。ありがとうございました。

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