プロジェクト#9 スポーツ車としてのBrompton【4】。

ここ数か月の定休日は、関西本線沿線や大和街道周辺をのらりくらりと散策しております。当店のinstagramではちょこちょことアップしており、それらに伴って私自身の愛車兼テストベッド号も逐次仕様変更が続いています。おかげさまでご好評なようで、お問合せを頂戴することが増えてまいりましたので、改めて近況のご紹介。Bromptonにおけるオフロード走行の可能性を日々楽しみながら追及しておりますが、多岐にわたる行き過ぎ感は、私らしさということで、ご笑覧くださいましたら幸いです。

まず、外装3段化の当店における通常ラインナップとしては、シマノ製スプロケットによる11/13/17T一択なのですが、とあるメーカーさまよりご提供を受け、11/14/18Tをテストしております。詳細はまだ明言できませんが、外装3段化におけるギア選択の幅が広がることを期待しつつ、変速性能や耐久性を確認中です。
※追記:耐久性に問題ありとの判断いたしましたので、11/13/17Tへ戻しました。

タイヤはシュワルベ社のウィンター。名前の通り冬用のスパイクタイヤですが、スタッドをすべて取り外し、ブロックパターンタイヤとして使用中です。従来使用していたコジャックと比べると、ブロックのヨレと思われるハンドリングのクセが舗装路上では気になる部分もございますが、未舗装路における走行性と安心感は絶大。冬用のコンパウンドとのことですので、舗装路での消耗具合を見ながら、もう少し走行してみます。

また、上記タイヤは比較的高圧での使用です。この車体に従来装備していたサスペンションブロック(FIRM)では、舗装路でのダイレクト感は良いものの、もう少し登りでの掛かり具合と、未舗装路でのサスペンション稼働を考慮し、現行のサスペンションブロックブロックへ変更。少しだけ初期動作が柔らかくなったような印象です。

ハンドルバーはSEVEN製のチタン。ここは従来と変更ございませんが、MTBでのブレーキングに慣れた身としては、一本指でのブレーキ操作が必須。それに適した位置へレバーを寄せておりますので、ライトとGPSの配置はこのように。Mハンドルではこうはまいりませんが、アクセサリー類のマウント時には参考になるかと思います。オフロードではハンドルを抑え込みたいことも多く、今後変更の予定です。また、はっきりと写っておりませんが、グリップはボントレガー製品。クッション性と握りやすさ、カラーリングで選んだものですが、非常に気に入っております(当店お取り扱い無し)。

賛否は分かれるところかと思いますが、ずっと愛用しているシマノ製のSPDペダル(PD-M747)。CATEYE勤務時代に先輩から譲っていただいたものですが、私の酷使にもついてきてくれて、とても頼もしいものです。MKSのEzyペダルでSPD互換品が出てくれると嬉しいのですが。片面フラット・片面ビンディングではとっさの時にどっちつかずになりがちですので、個人的には使用いたしません。

とまあ、Bromptonでわざわざやることではないのかもしれませんが、私の楽しみ方ではこの仕様が今のところ最善です。もちろん、フレームへの負荷は大きいでしょうけれども、それも理解したうえで行っておりますこと、改めて記しておきます。何かしらのご参考になりましたら幸いです。

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