Brompton オーバーホールいたしました。

先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、BromptonのM3Lをオーバーホールいたしました。2008年式のこの車体、フェンダーやサドルなど、既にカスタマイズがなされている状況でのお持ち込みでしたが、機能部分を中心としたリフレッシュ作業をご依頼くださいました。メインフレームへ貼られたKnogのパッチやチェーンステーの革製ガードに、大切になされているご様子が伝わる一台でした。

リアハブは分解してグリスアップ。この年式ですとテンショナーのアーム部分にゆるみが生じやすいため、対策(この画像では見えませんが)を施しております。

納車整備時だと思われますが、きれいにグリスを詰め込まれていたフロントハブ。流石に経年により固着しておりましたので、こちらも分解洗浄後にグリスアップを行いました。

ヘッドパーツもきっちりとグリスが詰め込まれていたものの、ガタが大きい状態でしたため、定番のTANGE FL270Cへ交換。圧入箇所は頻繁な交換をお勧めしづらいので、メンテナンス性に優れたこの製品は、価格の点からもお勧めしております。

今回は旧来のMステムに対して、現行品のMハンドルバーを組み付け、グリップ高さを約27mm下げる格好といたしました。もちろん、それらへ合わせたワイヤー長さへ設定しなおしております。ポジションはほんの少し低くなりつつも、Bromptonらしい外観を損なうことなく、スポーツサイクリングに適したポジションを取ることが可能です。

あわせて、シフトレバーとブレーキレバーも現行品へ変更。グリップは今後のお楽しみとして、一旦そのままで組み付けております。どのような製品を選ばれるのでしょうか?今から楽しみですね~。この度は、ご依頼ありがとうございました!

※2月の予定はこちら → こちら
※2/9時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※Votani ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ → こちら
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こちら