DAHON D-Zero 入荷いたしました+ちょっと比較。

DAHONの2021年モデルとして、カタログには掲載なされておりましたが、先日やっとのことで入荷いたしました、D-Zero。いわゆるオールドダホンのイメージを踏襲しつつ、ハンドルのみを折りたたみ可能とした、新モデルです。せっかくですので、私物のオールドダホンを引っ張り出してきて、さらりと比較してみました。


真横から見た印象は、外装変速性能の確保と車体の安定性向上のためでしょうか、少し長くなった全長が見て取れます。駆動系はオールドの内装3段に対して、外装7段変速(12-28T)ですので、より細かなギア選択が可能です。タイヤサイズは同じ16×1.75。折りたたみフレームではないことと、フレームからハンドル側へ伸びるつっかえ棒状パーツがない分、D-Zeroのほうがすっきりとした印象です。ハンドルステムはDAHONの他モデルと統一なされている構造ゆえに、ヘッドパイプが長くなっており、その分フレーム高さが高くなっていますが、これは致し方ないところでしょう。

黄色は比較的初期のころに生産された86年製の車体、コロコロ移動のためのキャスターやリアキャリア、樹脂製の前後フェンダーが標準装備、折りたたみ式のクランクや折りたたんだ際のロック機構など、当時から続く熱意を感じます。

あまりオールドばかり紹介しても仕方がありませんので、D-zeroです。Vブレーキはシンプルな構造で制動力が高く、フェンダーを装備しても十分なクリアランスを確保できます。

上手くできているな、と感じたリアエンド周辺。コンパクトなフレームですので、トップギア付近ではチェーンとの干渉を意識し、シートステイをグッと外側へずらしてあります。Vブレーキ台座の位置も含めて、非常に巧みな設計だと思います。

ハンドル周辺はDAHONの他モデルとよく似た風景。シマノ製のサムシフターが鎮座し、パドル形状のグリップで操作性、快適性も◎。ここでははっきりと写っておりませんが、ハンドルは高さ調整が可能なタイプです。

折りたたむとこんな感じ。街乗りを主体としつつ、玄関先に折りたたんで保管、という使い方が見えてまいりますね。乗車した感じはちょっと太めのタイヤと低床なフレームのおかげか、比較的のんびりと走るのが好印象。グリグリとペダルを踏みしめる感じではなく、お気軽な街乗り自転車として、一石を投じてくれるものと思います。カラーはクローム(写真)とレッドです。

<DAHON>D-Zero:¥86,900【税込み】

※7月~8月の予定はこちら → こちら
※8/6時点での在庫はこちら→こちら※旧モデルセール中です。
※Votani H3 Q3 ご好評です → こちら
※当店オリジナル・ミニベロ完成! → こちら
※当店オリジナル Brompton 用フロントハブ  → こち
※当店オリジナル Brompton 用リアハブ  → こち