先日の作業です。お客さまよりご依頼を受けて、2013年製のBromptonのレストア作業を行いました。所謂オーバーホールと比べて、より深い復元作業といっても良いでしょう。車両状態にもよりますが、丁寧な作業次第でここまで可能、という良い実例になりました。
作業着手前の状態。フレームはともかく、駆動系は錆がひどい状態。この画像ではピンボケですが、作業のため別のシートポストへ交換したためです。元々のシートポストは露出していた部分の錆がひどく、一旦切断して取り外しました。
ここからは作業後です。シングルウォールリムは点錆がひどかったので、在庫の新品部品を用いて交換。チェーン、スプロケット、テンショナーアイドラープーリー、ケーブルアンカー、インジケーター、タイヤ、チューブ、リムテープを交換しております。テンショナー本体とDRプッシャーは分解洗浄です。
ブレーキキャリパーは分解洗浄、ピボットボルトは磨き仕上げ。シューホルダーと固定ボルトは新品部品の在庫がございましたので入れ換え。ヘッドパーツ、シングルウォールリム、タイヤ、チューブ、フェンダー、リフレクター台座も交換いたしました。ハンドルバーキャッチとリフレクターは洗浄仕上げ。
やはり、アルミ部品の点錆は一筋縄ではまいりません。ブレーキレバーは在庫の新品部品と交換。シフトレバーは分解洗浄。ハンドルバー、グリップは洗浄。もちろんワイヤー類はすべて交換です。
懐かしい旧型のリアバッテリーランプ。幸いにも液漏れを起こしておりませんでしたので、外観だけでなく内部も洗浄しておきました。ワイヤー出口のダストブーツも交換しております。
クランクは状態の良い部品の手持ちがございませんでしたので、既存品を洗浄、磨き仕上げいたしましたが、あまり研磨しすぎると、表面のアルマイト被膜が無くなってしまいますので、ほどほどに。そのため、わずかに点錆が残ってしまっております。
また、これを機にフレーム/フォーク/ステム/リアバックをWAKO’Sのリフレッシュコートを施工。これで、再びバリバリとお乗りいただけることと思います。ありがとうございました!
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